【心理テスト】あなたの「聞き上手度」診断 2/2
A「長居できるファミレスやカフェで」を選んだあなた……聞いていないようで、聞いている
後輩の相談に乗るために、ファミレスやカフェを提案するあなたは、さりげない気配りが得意なタイプでしょう。ざわざわと落ち着かないスポットではありますが、雑多な音の中から相談者の声を聞きとろうとするため、集中力は高まり、悩み事を聞くには、悪くない結果をもたらします。あなたは、ちゃんとわかっているのです。
つまり、聞いてなさそうに見えて、ちゃんと聞いているのです。その場では、耳を傾けるだけで、ハッキリと結論を出さずに帰ったとしても、後日、きちんと思ったことを伝えたり、相談者が忘れたころに、「そういえば、あれはどうなった?」と声をかけたりするでしょう。距離の取り方がうまく、相手から感動されることが多いはず。
B「静かな個室で」を選んだあなた……聞きすぎて、うのみにしやすい
あなたは、マジメで誠実な人です。人から頼られたら、その信頼に応えたいと張り切るでしょう。ですから、悩める後輩のために、ちょっといいスペースを用意するはず。邪魔が入らず、じっくりと水入らずで話を聞く体制を整えます。でも、それだけに相談に乗るというよりも、人の問題に飲まれやすいようです。
相手の気持ちに寄り添いすぎて、同調してしまい、客観性を失いやすいのです。親身になるあまり、本来は自分とは直接関係のない他人のトラブルに巻き込まれることに。また、聞かされた話をイージーに肯定してしまうのも考えもの。被害者だと思っていたけれど、実は加害者だった……的なレトリックに弱いでしょう。
C「会社や学校で」を選んだあなた……自分に都合のいい部分だけ、聞く
あなたは、合理主義者です。本音を言えば、他人に対してたいして興味は持っていないのです。だから、相談を持ちかけられても、そのために、わざわざどこかに移動したり、時間を作ったり、ましてや、身銭を切るなんて思いつきません。その場の調整で出来る範囲で対応することがほとんどでしょう。ある意味、割り切っています。
ただ、後輩も、あなたがそういう人だとわかって、話を持っていっています。手取り足取り面倒をみて、セッティングしてくれるような相手では困るのです。対応は親切とは言い難いけれど、だからこそ、話しやすい相手と思われています。ただ、聞く力という意味では、忍耐力不足気味。自分に都合よく解釈しやすい傾向はありそう。
D「家に招いて」を選んだあなた……聞いているようで、聞いていない
ある意味、相談慣れしているあなた。弱っているとき、困っているときに、優しくしてもらえると嬉しいことをよく知っています。だから、多くの人に慕われ、頼られるでしょう。実際に悩みを抱えている人を家に招いて話を聞くのは、実践しているかも。お悩み相談スキルには、それなりに自信を持っているかもしれません。
けれど、実際は、聞いているようで聞いていません。その場ではきちんと受け止め、一緒に考え、答えに導く道筋をつけますが、その人が帰ってしまったら、そこから忘却が始まります。次に、「あの時の続きですが」と切り出されても、「なんだっけ?」になりやすいはず。大事な話を、うんうん言いながら、聞き流すことも。
■相手の話したいポイントはどこなのか? を注意深く観察しよう
人によって、話し方は違います。順を追って言わないとわからなくなってしまう人、結論から入って、必要ならば説明を付け足す人、話題がポンポン飛ぶ人など、その人の経験や考え方、思考のパターンによってさまざまです。相手が伝えたいポイントがどこにあるのか、注意深く耳を傾けて、見極め、聞くスキルを高めていきましょう。
心理テスト監修者プロフィール
章月綾乃
占術研究家、心理テストクリエーター。好きが高じて、占いを仕事に。 占術研究家・心理テストクリエーター。 雑誌やwebにて、占い記事、心理テストを監修、執筆など幅広く活躍。