待ち合わせ場所に行ってみたら、彼のほかにもうひとり!? マッチングアプリの驚愕体験談
マッチングアプリで100人以上と出会ってきたAV監督の鈴木リズさんが、マッチングアプリのHowToや驚きのエピソードを赤裸々に紹介。今回は、待ち合わせ場所に行ってみたらなぜかふたり!? 驚きのエピソードを紹介します。
これまでマッチングアプリで100人以上と出会い、絶対に失敗しない自信がある私。
その中には、普通は遭遇できない、想像を超えた出会いもあります。
今回は、そんな稀有な出会いをご紹介します。
■セックスしてスッキリしよう、それだけが望みだった
遡ること2年前。ホルモンのバランスなのか元からの性質なのか、とにかくセックスがしたくて、割り切った関係を築ける相手を探していました。
そんなときにマッチングアプリを通じて出会ったのは、広告代理店で働いている31歳のNくん。「彼女にかまっている時間はないけど性欲は発散させたい」というタイプで、その頃の私の要望にピッタリ。
さっそくメッセージのやり取りを重ね、実際に会うまでにはそれほど時間も要しませんでした。
当日現れたのは、いかにも広告代理店な人(私調べ)。
スリムなジャケットにタートルネック、シンプルながら高そうなブランド品を着こなしていて、まさに“モテそう”な男性。
ただ私が気になったのは、彼の服装よりも、その横にいた人物。
なんだかとってもおとなしそうな、まるで子鹿のようなその人は、どうもNくんと知り合いのよう。
■待ち合わせ場所には、なぜか彼の後輩「小鹿くん」が
「偶然知り合いと会ったのかな、いま行っちゃマズいかな」と合流するタイミングに悩んでいたところ、Nくんのほうから「お~!ここ、ここ!」と私を見つけて手招き。
戸惑いながらも合流したところ、隣にいる“子鹿くん”は大学時代の後輩で、久しぶりに上京してきたから連れてきたと……。
過去マッチングアプリで出会った人の中には、「車を持ってないから迎えに来てくれ」とか(よくよく聞いたらすごい遠方)、「動画を撮影させてくれ」とか、「エッ!」と思うような要望を叩きつけてくる人も多かったんですが、そういう希望は必ず事前に確認してくれていたんですよ。
初めてです、待ち合わせ場所に来てみたらひとりじゃなかったことなんて!
大多数の女性はここで尻込みするでしょうが、私は大の複数セックス好き!
子鹿のような彼の風貌から「ひどいことには絶対にならなさそう」と判断し、3人でのデートを快諾しました。
■小鹿くん、初体験が3Pって大丈夫!?
ホテルに着いてから、遊び人っぽいNくんとは似ても似つかない子鹿くんに、「果たしてこの人は、ふたりだけじゃない空間で勃つモンがちゃんと勃つのかしら」と心配になってきました。
だって、これまで鼻息荒くしていた雄牛が人前だとシュンとして、まったく勃たなくなってしまうようなシーンを、幾度も見てきたんですもの。
Nくんにコソッと「小鹿くん大丈夫?」と聞くと、なんと
「あ~、アイツ童貞なんだよね」
え!?
初体験が3Pって、彼のメモリー的にはOKなの!?
Nくんに「ちょっと触ってやってよ」と促され、緊張している空気に飲まれそうになりながらもコショコショっと子鹿くんの子鹿にタッチしてみると……なんとあっという間に子鹿どころか世界最大級の鹿、ヘラジカレベルの角が出現!
これは期待以上だ! と、もはやNくんを放り投げ、子鹿くんのヘラジカ(わかりづらい)にゴムを即座に装着……しようとしたのですが。
このヘラジカ、あまりに巨大すぎて、うまくゴムに収まってくれません。
う~んどうしよう……とモタモタしているうちに、「あれ? なんかゴムに白いのついてない?」ということに気づいた私。
見上げてみると、顔を真っ赤にした小鹿くんと、その横で爆笑するNくん。
どうやら私がモタモタしているうちにそのモタモタで達してしまったらしく、ヘラジカもいつの間にか元通りの子鹿に(笑)
「あ~惜しいことをしたぁ」と思うと同時に、これは童貞をいただいたことになるのかどうか迷う出来事でした。
子鹿くんと会ったのはそれっきり。
後日、Nくんに聞いたところ、小鹿くんは無事に立派な雄鹿に出世したんだとか。
その際は立ち会わなかったので、どんな状況で童貞を卒業したかはわからないそうです。
以上、私がマッチングアプリで体験した、まさかの複数セックスでした。
小鹿くん、貴重な経験をありがとう!