アウトドアカフェに行ってみた。裸足でリラックスできる極上空間
「アウトドアカフェ」に行ったことはありますか? 室内にいながらアウトドア気分を楽しめるカフェです。今回は、ふわふわで柔らかな人工芝が気持ちいい、東京都木場にある「アウトドアカフェ テント」を訪問してみました。初めてのアウトドアカフェ体験をレポートします。
■ヒールを脱いだら、心もリラックスできる
仕事も一段落したし、久しぶりに友達とゆっくりお茶しておしゃべりしたい。それなら、ヒールを脱いで芝生の上にぺたんこ座りできる「アウトドアカフェ」はいかがでしょうか。
ふわふわで柔らかな人工芝が気持ちいい、「アウトドアカフェ テント」(東京・木場)に行ってきました。
アウトドアカフェテントは、東西線木場駅3番出口から徒歩1分。ビル7階まで直通エレベーターで上がれば、そこはもう鮮やかな緑の人工芝。ヒールを脱いで歩くと、足元の柔らかい芝の感触にきっと驚くはず。
芝の長さは4センチ。とてもふわふわでチクチクしません。
明るくシンプルな店内には、バーベキューやデイキャンプなどで使ったことのあるアウトドア用のテーブルやチェアで座席が用意され、さながらホームセンターのアウトドアグッズ売り場のよう。
奥には膝丈くらいの高さのテーブルが並び、かわいいフロアクッションの席もあって、ここに座ってくつろげます。見上げれば天井はやさしい空色で、なるほどアウトドアカフェってこういうことね、と思わず顔もほころびます。
■食事メニューはアウトドアグッズで調理
ドライカレーにホットサンド、チキンソテーや厚切りビーフステーキまで、見た目もお味も本格的な食事メニューは、スキレットやホットサンドパンを使い、バーベキューやキャンプで使うグッズで実際に調理しています。
スキレットを使った推しメニューはチキンソテー。和風しょうゆソースとトマトソースのふたつから味が選べます。
アウトドアテーブルに並ぶとそれだけで楽しい気分に。
トマトソース味を選んでいただいてみると、皮はパリパリ、肉は驚くほどにジューシー! 余分な油もしっかり取って調理しているので、味にしつこさはなく、どんどん食事が進みます。
新鮮なサラダや炊き込みご飯、やさしい味のスープもチキンソテーと絶妙なマッチングで素晴らしいです。サイドメニューの食器もアウトドアグッズなので、屋内にいながらも外にいる気分に。
スキレットで焼いたチキンソテー。お肉が本当にジューシー!
■自家製フルーツブランデーも人気
コーヒーや紅茶はもちろん、アルコールメニューもしっかり揃えているテントでは、自家製のドリンクも楽しめます。
自家製レモネードや手作りチャイのほか、一度は飲みたいのが自家製フルーツブランデー。ブランデーにフルーツを漬け込んで作るフルーツブランデーはソーダ割りにすると、思ったよりもアルコールも強くなく、フルーツの風味とほのかな甘みで女性には人気。もちろんロックでもOK。
テントではいろいろな種類のフルーツブランデーを作っていて、苺を漬け込んだ苺ブランデー、グレープフルーツを漬け込んだグレープフルーツブランデー、ほかにも季節ごとのフルーツを使って作っていくそうです。
まだまだ暑い日が続くこの季節、フルーツブランデーはおすすめの1杯です。
こちらは苺のブランデー。まろやかで甘い香り。
■アウトドアの魅力を多くの人に伝えたい
オーナーの藤井雄作さんは、もともと家族でアウトドアを楽しんでいました。東日本大震災でアウトドアグッズがとても役立ったことや、レストランほど周りを気にすることなく、リラックスして食事や語らいを楽しむことができるアウトドアの魅力をもっと多くの人に知ってほしいという思いから、テントのオープンに至ったといいます。
ランチタイムには小さい子供を連れたママたちや、近隣で働く人々の利用が多く、夜はひとり飲みや友達連れの利用が多いそうですが、家族連れも大歓迎とのこと。
ひとりでカウンターでゆっくり、あるいは友達とテーブル席で楽しく、そして人工芝に座って家族で団らん、いろいろな楽しみ方でアウトドアの魅力にふれてみては?
■アウトドアカフェテント概要
<住所>
東京都江東区木場1-18-14 SeaPlace木場ANNEXビル7階
<アクセス>
東京メトロ東西線「木場駅」3番出口から徒歩1分
<営業時間>
11:00〜22:00(L.O.21:00)
<ご予約・お問い合わせ>
03-5875-9560