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新宿のレトロな喫茶店で昭和気分に浸ろう

新宿にあるレトロな喫茶店。 静かで落ち着ける喫茶から、打ち合わせに使える便利な喫茶店まで。サードウェーブコーヒーの上陸で昔ながらの喫茶店の再評価が進んでいます。 新宿の都会の喧騒と隣り合わせでありながら、昭和にタイムスリップしたかのような気分を味わえる3つの「喫茶店」をご紹介します。

新宿のレトロな喫茶店で昭和気分に浸ろう

■但馬屋珈琲店本店

新宿西口思い出横丁入口のすぐ近くにある瓦屋根の3階建ての建物「但馬屋珈琲店本店」。建物からして既にコーヒーチェーン店とは一線を画する趣があります。

ダークな色をした木の扉をあけると、ぬくもりのある落ち着いた空間が、正統派純喫茶を感じさせてくれます。骨董品と薄暗い照明の中、目をひくのは、なんといってもカウンター内の壁一面に並べられた高級カップのコレクション。世界各国から集められたというカップの中から、客の雰囲気に合ったものを選んでくれます。

テーブル席もありますが、カウンターをおすすめします、なぜなら、挽きたての豆を一杯ずつ小さなネルドリップで抽出する様子が眼の前で見られるから。玄人好みの老舗店です。

但馬屋珈琲店の詳細

◆営業時間:10:00~23:00(ラストオーダー22:30)

◆住所:東京都新宿区西新宿1-2-6

◆時間:新宿駅西口か東口から徒歩5分ほど

◆wifi:なし

◆電源:なし

◆喫煙:全面喫煙可

◆創業:昭和39年

■名曲・珈琲 新宿 らんぶる

新宿のレトロな喫茶店「ランブル」

1950年創業の「名曲 珈琲 らんぶる」。名前の通り、かつては名曲喫茶だったお店です。

やや大きめの音楽に、本が読めるくらいの明るさ、広い店内、と平日は仕事の打ち合わせ用途の客の姿もチラホラ。

レトロな喫茶店と聞くと小さいお店をイメージする人もいるかもしれませんが、らんぶるは、喫煙可の1階と禁煙の地下1階の2フロアで、地下はなんと200席という大箱喫茶です。
地下へ続く薄暗い階段を降りると、小さな入り口からは想像できない広々とした開放的空間が広がっています。

もともとは音楽ホールだったため、地下なのに天井は豪華なシャンデリア、深紅のソファーとクラシカルなインテリアに加え、洋館を思わせる内装、重厚間のある木の手すりと柱など、開業当初の雰囲気を残しています。

名曲・珈琲 新宿 らんぶるの詳細

◆住所:東京都新宿区新宿3-31-3 1F・B1F

◆時間:JR新宿駅東口より徒歩3分程度

◆営業時間:9:30~23:00(ラストオーダー22:30)

◆定休日:なし

◆wifi:なし

◆電源:なし

◆喫煙:分煙

■珈琲貴族エジンバラ

2014年、ビルの解体に伴い約40年の歴史に幕を下ろした歌舞伎町の喫茶店「珈琲貴族エジンバラ」は、2015年に再オープンしました。リニューアルによって古さはなくなりましたが、純喫茶のDNAは受け継いでいます。

窓が大きく明るい店内は、落ち着いた照明のシャンデリアにグリーンの革張りのソファ、レンガ造りをモチーフとした柱と木を基調とした落ち着いたシックな空間。

雰囲気自慢の純喫茶ですが、24時間営業。全席電源完備、フリーWi-Fiはもちろん、店内には本棚があり、席で試し読みをすることもできるうえ、なんと購入も可能。さらに雑誌や新聞、コピー機までも設置されており、お仕事向けの一面もあります。

珈琲貴族エジンバラの詳細

◆営業時間:24時間営業

◆定休日:無休

◆住所:東京都新宿区新宿3-2-4 新宿M&Eスクエアビル2階

◆時間:都営新宿線 新宿三丁目駅 徒歩1分

◆創業:1975年

◆wifi:あり

◆電源:各テーブルにコンセントがあります

◆喫煙:分煙です(喫煙席70席:禁煙席60席ほど)

■新宿のレトロな純喫茶。お気に入りはあった?

待ち合わせ、呑み会帰り、仕事の合間、残業した帰り、かしこまった打ち合わせ、日常空間から離れたいとき、とにかく一人になりたいときなど、用途は人それぞれ。

あなたらしい使い方ができるあなただけの居場所が見つかりますように。

ヤマシタ エリ

IT系出版社にてパソコン雑誌やグラフィック専門誌の編集を経てフリーの編集・ライターへ。現在は、編集・ライター業に加え、Web解析関連のお仕事も。趣味はBarの梯子と5本指ストッキング集め。

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