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【2016夏ドラマ ご勝手レビュー #2】「時をかける少女」第1話

【2016 夏ドラマ ご勝手予報】を担当しました小耳沢とバルサミコが責任とります! 夏クールの各ドラマ初回放送を観て、ご勝手レビューをお届け。「神の舌を持つ男」に続いてオンエアの「時かけ」。見逃した方は、日テレオンデマンドでどうぞ。

【2016夏ドラマ ご勝手レビュー #2】「時をかける少女」第1話

■「時をかける少女」 日本テレビ/土曜21時/第1回 7/9放送

【2016年 夏ドラマご勝手予報】https://p-dress.jp/articles/2034

【日テレ無料TADA! by日本テレビオンデマンド/『時をかける少女』第1話 7/9放送分】
http://cu.ntv.co.jp/tokikake_01/
※配信期間7/16(日)午後8時59分まで





●出演
黒島結菜
菊池風麿(Sexy Zone)
竹内涼真ほか




●第1回あらすじ
高校3年生の未羽(みはね/黒島結菜)はある日の放課後、理科準備室で割れた試験管から漂う甘い香りを嗅いだことにより、時を自在に超える「タイムリープ」能力を手に入れる。幼なじみの吾朗(ごろう/竹内涼真)、翔平(しょうへい/菊池風麿)をめぐる淡い三角関係と、時を超えて繰り返される不思議な毎日。そして未羽がタイムリープを繰り返して迎えた七夕の夜、大きな事故が……。

■夏の恋枯れにジワジワ効いてくる!

小耳沢はさ美(以下、耳)「夏なの、恋なの、青春なのよ。ああもうこれ、キュンキュンだわ」
バルサミコ瞬(以下、バ)「(冷えピタシートを差し出しながら)どうしました。病みましたか?」
「じゃかまし。『時かけ』がいいって言ってるんじゃありませんか。SF×ラブコメの名作『時をかける少女』の何度目? っていう映像化ですが、主役の黒島結菜ちゃんがとにかくいい。主人公・美羽の幼なじみ役、竹内涼真くんとSexy Zoneの菊池くんも抑制の効いた演技がリアルでね。タイムリープとか正直どうでもよくって、3人の恋のゆくえにキュンキュンしながら毎週観るなぁ」
「ハマりましたねぇ。この女1、男2っていう三角関係はラブコメの基本構造。女子がふたりの男子の間で揺れ動くことでドラマが展開していくわけですが、初回から主人公の美羽が翔平に傾きすぎ。美羽がボーイッシュすぎて、男から見ると萌え要素に欠ける気もしますし」
「そうなの? 同性から見ると美羽は好感度満点。学年にひとりいたな~っていうキラッて光るさわやか系美少女よ。同じ男子を好きになったら、もうハナから勝ち目がなくて……」
「お。小耳沢さんにもそういうリア充な青春、あったんですか?」
「まさか。『時かけ』観て、暗~い青春の記憶は全部上書き。女子力上げてやりますよ。はは」
「夏の恋枯れ対策に、ユンケルくらいは効きそうですね。皆さん、女子力向上対策にどうぞ」



●ご勝手評価
小耳沢はさ美 ★★★☆☆
「まだ伸びしろあるよね? って期待をこめて、あえて星は3つだけ。来週ももちろん観ます!」
バルサミコ瞬  ★★☆☆☆  
「横溢するリア充感。共感できるかと思いきや、甘酸っぱい思い出の引き出しは空っぽで……」

                                    
第1回視聴率は、2ケタを射程距離内にとらえた9.4%。先行した「神の舌を持つ男」は6.4%と
苦戦。これから続々とオンエアが始まる、今クールのドラマ。頭ひとつ抜け出すのは、さて?

小耳沢はさ美/よろず文案作成家。好きな言葉は『練乳』『いちご』。パルムより断然ピノ派。
バルサミコ瞬/ライター兼放送作家。好きなドラマは『男女7人』と『武田信玄』。信玄餅の人。

Text=小耳沢はさ美&バルサミコ瞬

DRESS編集部

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