ティファニーでパーティを。【AYUKA MATSUMOTOのNYライフスタイルコラム #1】
イベント・ライフスタイルデザイナーの松本亜佑香さんによる、「いまのニューヨーク」をテーマにした連載がスタート。初回の舞台はニューヨークのアイコン的存在・ティファニーです。
Project DRESSをご覧の皆さま、はじめまして。
イベント・ライフスタイルデザイナーの松本亜佑香です。
この度ご縁があってProject DRESSにて“ニューヨークのパーティー、イベント、ライフスタイル”に関するコラム連載をスタートさせていただくことになりました。
ニューヨークの情報を通して皆さまにわくわくをお届けできれば幸いです。
さて、連載第1回目の舞台は、ニューヨークのアイコンとも言える、ティファニー。
先月、マンハッタンソーホーにあるティファニーを特別に貸し切らせていただき、仲の良い日本人の友人を中心に20名限定のエクスクルーシブイベントを企画しました。
開店前の朝9時30分頃から、まずはミモザとヴーヴ・クリコでゲストをお出迎え。
朝シャン(朝からシャンパン)です!
フラワーアレンジメンとは前日フラワーマーケットで調達した、春らしい優しいファンシーフリルチューリップをメインにアレンジ。
ケータリングはティファニースタッフもおすすめの大人気ベーカリーMAMANが提供してくださいました。
朝シャン片手に、ティファニーアンバサダーのJosephさんからティファニーの歴史やストア内に飾られているアート作品のレクチャーをうけたり、オープン前にゆっくりとお買い物ができたり……とティファニーのホスピタリティを感じられる内容にうっとり、そしてシャンパンでまったりな朝でした。
そして、急遽企画に盛り込んだ、“ティファニースタッフが選ぶBest Dressers Competition(ベストドレッサー賞)”。
ゲストの方々には“ホリーとポールになった気分”のドレスコードをお願いしていたのですが、皆さますてきにドレスアップいただき、「皆素晴らしすぎて、決められないわ!」とスタッフの方々も大喜び。
ベストドレッサーは、ティファニーブルーカラーのJ CrewレザーカットドレスにティファニーTワイヤーブレスレットとロレックスのデイトジャストウォッチをコーディネートされ、ホリー(オードリー・ヘップバーン)風のアップスタイルで一際目立っていた、アメリカ大手メディア ファイナンス部門で活躍されている田村史子さん。
また、ベスト3に選ばれた米系投資銀行勤務の高見るみさんは、J CrewのホワイトドレスにChristian Louboutinのパンプスでミニマルなマダムスタイルがとても爽やかでした。
司会進行や決まったタイムラインがあるわけでもなく、自由にカジュアルに過ごしていただいた今回のイベント。
一緒に企画をしたストアマネージャーのAnneさん、当日アテンドしてくださったブランドアンバサダーのJosephさんはじめスタッフの方々のホスピタリティにはただただ感謝です。
そしてスタッフの方々が、ティファニーで働くことへの誇りと謙虚さを兼ね備えていて、改めてニューヨークが誇るブランドだなぁとも感じることができたイベントでした。
さて……ニューヨークってうるさくて、汚くて、臭くて。実は私、そんなこの街が最初は嫌いでした。
でも、今ではすっかりニューヨークの魔法にかかってしまい、まさにI ♥︎ NY状態です。その魔法とは“人”だと思います。もちろん、たまに意地悪な方もいらっしゃいますが、“人との距離感”がとても心地良いんです。
以前、友人であるトップイベントプランナーが「ニューヨークは孤独な街でストレスが多いの。だから人と触れ合いたくて皆毎日のようにパーティーをしているのよ」と言っていました。そう、この街は“人”がとっても大好きな街。
そんな“人”と触れ合うパーティーやニューヨークの心地よいライフスタイルをこれからお届けしてまいります。
新緑が美しくなってきたマンハッタンにて。