「ダメ男ばかりと付き合ってきた。この先本当のパートナーとの出会いはある？」シモ８タロット占い＃５
マダム佑雪による占い連載『̪シモ８タロット占い』は、恋愛や仕事、人間関係……さまざまな悩みを抱えた読者が集まる場所です。今回のお悩みは「ダメ男ばかりと付き合ってきた。この先本当のパートナーとの出会いはある？」というもの。自分にとって素敵な出会いってどうすれば訪れるのでしょう？
■付き合ってきたのはダメ男ばかり
私はアメリカの日系企業で通訳兼アドミとして働いている41歳です。
私の悩みはほかでもない男運です。どうもダメな男を好きになってしまい、色々なダメ男と付き合ってきてしまいました。まったく働かない金銭的ダメ男、女にだらしないダメ男、嘘をつくダメ男等。しかも、きっと依存してしまうのでしょう、どっぷりとはまるのはいつも私の方なのです。あとから考えると結構いいひとたちからも声をかけてもらうことがあったのに、一切目の中に入ってきませんでした。
そして、36歳でかなり痛い失恋をして以来、しばらく恋愛ができなくなってしまっていました。それでもやはりひとりはさみしいし、ちゃんと家族もほしいと思い、38歳くらいから、また相手探しをしています。向こうから来てもらっても自分のほうが気に入らない、こちらが気に入ると振られるということが続きました。
また、さみしさもあると思いますが、昨年ごろから３、４年好意を持ち続けていた妻子ある男性と不倫関係になっています。彼はよくできた妻と子どもを大切にしているひとで、だからこそ素敵なので、奪って私のものにしたいというのとは違います。ですから、パートナー探しはちゃんと続けています。
ラッキーなことに周りの友人からも今年に入ってから数名の男性を紹介してもらい、（40歳も過ぎた女に紹介話をもってきてもら えるというのはとてもありがたいです）その中のひとりはかなり気に入ったので、がんばってアプローチしましたが、最近振られてしまいました。
40歳をすぎると当然容色には衰えが出てきますし、正直言って、自分の本当のパートナーにこの先出会えるのかどうか、とても不安です。タロットで見ていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
（ナオキチ 41歳未婚 通訳兼アドミ）
■退役ホステスとしてのアドバイス
「40代の婚活は自分から動いて、動いて」
なんだかんだ出会いにも積極的のようですし、それなりに男性の目にも止まっている方なので、根気よくやっていけば、そのうち誰か見つかるんじゃないすか？ ご自分からもアプローチもされてますし、上出来上出来……なんて思うんですけどね〜。
■タロットのお告げ「男選びはときめき重視で」
男選びはお金じゃなくて、ときめきで
う〜ん、いいこと言ってあげたいんだけどな〜。2020年過ぎても、いいお相手は見つからないというお告げが出てしまいました。
がびーんですよね。本当にごめんなさい。来年一年間はちょっとモテるときもあり、うまくいかなくて落ち込むときもあり。結果が出ないままに一喜一憂を繰り返すようなので、お気をしっかりおもちください。
で、うまくいかない理由として、ナオキチさんがお相手に設定している経済的条件にあるようなんです。お金！ お金！ お金！ と思っている限り、王子とは出会えないと、カードは伝えています。
でも、そんなクソみたいな結果、すぐ覆せますから。そのためのアドバイスもカードに聞いてみました。
出て来た１枚は大アルカナ６「恋人」。このカードは彼とどうなりますか、みたいな問いで最終結果に出た場合は「恋人になれますよ」なんですが、それ以外で出た場合は「選択する」という意味が強くなるんです。それも頭で考えるのではなく、直感や感情で選択するのがいいという。
なので、頭で考えた経済的条件や肩書きなどより、「好き！」という感覚で選んでいったほうが、王子に出会える確率が高まるようです。アドバイスに従って方向転換した途端、運気は変わっていきます。ときめく気持ちを大事にして、改めてパートナー探しをしてみるといいかもしれませんね。
■すべての女に福が来る！ マダム佑雪のHAPPYアドバイス
その５「断捨離・風水は自然体で」
新しい年を迎えるにあたって、断捨離や風水に取り組まれる方もいらっしゃるかと存じます。
断捨離も風水も運気を上げるためのものですが、何も特別なことをしなくてもいいのかなと思うんです。
わたくし的解釈で申し上げれば、毎日を気分よく過ごすためのもの。そのためには風、水、光が通る部屋をつくることがよしと。そういうものだということを念頭に置けば、いちいち本を見なくてもある程度、自分で‘気’のよい部屋づくりができるようになるんですね。
風を通すために朝起きたら窓を開ける。その風の通り道を邪魔しないよう、ものは片付ける。水がなめらかに流れるように排水溝のぬめぬめを掃除する。光がきれいに差し込むように窓を拭く。西に黄色や金のものを置くとか、八角形の鏡はどこそこへ――。
そういうことより、まずは自分がいて心地よい部屋に仕立てる。そんな当たり前のことをするだけで”気”は変わっていきますし、そのことを実感できるようにもなっていくでしょう。
気負わず、普段の暮らしのなかで運気を上げていくのが、続けるコツ。自然体で運気を上げていきたいものです。
藤島佑雪（ふじしま ゆうせつ）
元銀座のクラブのホステス。現在は『GQ JAPAN』WEBサイト「退役銀座ホステスが答えるお悩み相談」で、コラムを執筆。『DRESS』WEBサイトでタロット占い師、マダム佑雪としてどんどんお悩みにお答えしていきます。また、最近Twitterもまじめにつぶやきはじめました。@ginzanoyousetsu
