ファンデーションの進化を超越した、絶世の3品
ファンデーションの分野は進化が著しく、新しいもののほうが絶対的に搭載されている技術が優れていると言われている。けれど、そのなかにあっても輝き続けているファンデーションが存在する。その秘密に今回は迫ります!
(写真左)
パウダリーの新境地を開いた“しっとり”感触の名品
初めて登場したときの驚きは今でも忘れられない。パウダリーというとどうしても春夏のもので、秋冬の乾燥時期になると、やっぱりクリームやリキッドファンデーションよね…そう思っていた人たちがほとんどだったはず。そんな時代に、“湿式製法”という、簡単に言ってしまうと、美容成分がたっぷりと入った液体の中にパウダーをつけ込み、水分をとばして乾燥させるという新たな製法でパウダリーファンデーションを初めてつくったがアルビオンであり、シフォンファンデーションなのである。このシフォンは進化を続け、今まさに12作目が誕生。よりしっとり、ふんわりとした感触で、粉っぽさはまったくなく、アラフォーの肌であってもきちんと肌にのるのだ。この心地よい使用感、手軽さはひとつ持っていて損はないはず。
モイスチュア シフォン
SPF18・PA++ 全6色 ¥5,250/アルビオン
(写真中)
繊細なルースパウダー状の斬新なファンデーション
お化粧直しのときに、朝塗ったパウダリーやプレストパウダーを持ち歩いていて塗り直しに使うのだけれど、なぜかルースパウダーを肌にのせるときと“何か”が違うと感じることが多かった私。だから、よくお気に入りのルースパウダーを小分け容器に入れて持ち歩いていたこともあったけれど、なかなかそれも面倒くさい…。で、いつのまにかまたちょっと仕上がり的には不満があっても、プレストされたものを持ち歩くようになっていたことがある。けれど、このルースパウダー状のファンデーションを見たときに、「これだ!」と思ったものだ。やっぱりふわっとした質感、柔らかい肌当たりは、ルースにしか出せない。しかも、ルース状のファンデーションで色バリエがこんなにあるなんて、なかなかない優れもの! オーガニックコットンパウダーのキメ細やかな仕上がりは格別。まだ未体験な人はぜひ一度手にとってみて欲しい。
ラクチュール ルースファンデーション
SPF18・PA++ 全7色 ¥5,250/コスメデコルテ
(写真右)
肌となじむどころか、一体化してキレイな肌色に変える絶品
ファンデーションは開発する人のセンスにかかっていると言っても過言ではない(もちろんファンデーションだけに限らないけれど…)。リサージのファンデーションはとにかくセンスがいいのだ。このファンデーションの最大の特徴は、肌色がキレイに見えること。この肌色をキレイに再現する粉体や処方にこだわってつくられている。また、下地要らずでスキンケア後、いきなり肌にのせるタイプになので、忙しくて手早く仕上げても肌がキレイに見えるって働く忙しい女性には必須の条件。そんな時短仕上がりでも、くすみはきちんと一掃され、艶やかでしっとり、そしてハリまでも実感できる、値段だけはあるファンデーションなのである。人に見られるような日や今日は肌をキレイに仕上げたいなと気合いの入る日には必ず出動するお守りのような存在。
艶クリームファンデーション
SPF24・PA++ 全5色 各25g ¥12,600/リサージ
お問い合わせ先
アルビオン 0120-114-225 http://www.albion.co.jp
コスメデコルテ 0120-763-325 http://www.cosmedecorte.co.jp
リサージ 0120-417-134 http://www.lissage.jp
長田 和歌子
出版社勤務後、フリーに。雑誌や書籍、Webなどで編集・執筆する傍ら、カラダ・ココロ・キレイの基本を学ぶ体感型メディア『B/B.CAFÉ』を立ち上げ、その中で“美容作法部”(通称:お作法部)を主宰し、美容の正しいお作法を教えている。http://bodybeautycafe.com/
Photo by Mizuho Takamura