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美しい人に聞く、永松麗子さんの10のきれい習慣 #5 ジュエリーデザイナー

永松麗子さんは、デザイナーズジュエリーブランド「jewelGLAMOUR」のオーナーデザイナー。「自分にしか着られない服をまとう」「ジュエリーの重要性」など、女性の美しさを演出するジュエラーならではの美の習慣は必読です。

美しい人に聞く、永松麗子さんの10のきれい習慣 #5 ジュエリーデザイナー

永松麗子さんプロフィール

永松麗子(ながまつ・れいこ)さん
有限会社Dimaondeyes Studio代表取締役兼ジュエリーデザイナー。広告代理店勤務を経て、33歳で地元福岡に自身のブランド「jewelGLAMOUR」を設立。38歳でベースを東京に移す。2013年六本木ヒルズに直営店をオープン。講演会やトークショーなど活躍の場を広げている。
サイト http://www.jewelglamour.jp/
ブログ http://ameblo.jp/diamondeyes/

1.フォーマルウェアを積極的にとりいれる

パーティーや結婚式に招かれたときには、必ずフォーマルなロングドレスを着るようにしています。着物もとても好きなので、お正月はもちろん、友人と和食を楽しむ際などにも気軽に着ていきます。仕事柄パーティーを主催する機会が多いのですが、ゲストが美しく着飾ってきてくださると場がパッと華やかになるんです。積極的に美しく装うことは、大人の気遣いのひとつだと考えています。

2.ワンランク上の美はプロの手にゆだねる

自分では気づけない不調をケアする意味でも、定期的にプロにメンテナンスしてもらいます。デスクワークで偏った骨盤は、週に一度トレーナーの方にぐいぐいと踏んでもらって正しい位置に戻します。美容皮膚科では、セルフケアでは難しい施術を受け、肌のハリケアの助けにしています。プロの持つ知識は貴重な情報源。最近は薦めてもらったビタミンCのサプリやプロテインを朝晩飲んで、エイジングケアに取り組んでいます。

3.自分に必要な睡眠時間は死守する

ショップオーナーの立場としてはもちろん、トークショーや講演会のお仕事は絶対に穴を開けることができません。睡眠不足が集中力不足につながってしまう私は、どんなに忙しくても睡眠時間を確保できるよう心がけています。家事や美容はもちろん大事ですが、多忙を極めているときにはとにかく時短を意識。いかにシステマティックに手抜きできるかを工夫して、できるだけたくさん眠る時間をつくります。

4.緊張感のある会食でダイエット

家で一人ダラダラと食べるより、外で知人・友人とおしゃべりを楽しみながら食事をとるほうがダイエット効果があると感じます。ワンランク上のお店に、しっかりとヘアメイク・ドレスアップして行けばなおのこと。たとえフレンチのフルコースをすべて平らげてしまっても、程よい緊張感が消化まで助けてくれる気がするんです(笑)。会食が重なる時期は、前後1日の食事を軽めに抑えるなど、調整も心がけています。

5.メイクはアップデートし続ける

色や質感、ラインの引きかた。メイクの流行はどんどん変わっていて、置き去りにされた途端に“古い顔”になってしまいます。そうならないためにも、頻繁にコスメカウンターに通って新作を研究しています。なかでも私が一番こだわるのは質感。最近ベースメイクの流行がツヤ肌からセミマットへと変わってきているので、私もアップデートしました。それから、服やジュエリーとメイクのバランスもとても大事! Too muchにならないよう、常に引き算を意識しています。

6. 花を愛でることでバランス感覚を養う

ジュエリーの魅力は永遠の輝きにありますが、花の美しさは必ず枯れて土に還るという儚さにあります。そのどちらにもふれることで、人間としてのバランス感覚が保たれる気がしています。月に一度フラワーアレンジメントに通って、かなりの大作を活けています。それを毎日丁寧にメンテナンス。枯れた部分を摘んでいくと、少しずつ、少しずつ小さくなっていきます。最後の一輪になるまで見届けたとき、心から愛しく感じることができるんです。

7.ポジティブな自己暗示をかける

自営業の私は、常に孤独と不安に向き合って生きています。負のスパイラルに陥ると身動きが取れなくなってしまうので、そうなる前に手を打つことが大事。「すべてうまくいっている」と自己暗示をかけることで、テンションを保つようにしています。だけど、あまりにポジティブなことばかり言う人もちょっと怖いですよね(笑)。なので、ときには友人に愚痴を聞いてもらうことだってありますよ。それでも最終的には、どう解決すればいいか自分の頭で分析して乗り越えていくんです。

8.自分にしか着られない服をまとう

私の選ぶ服はいつも人から「麗子さんらしいね」と言われます。カラーは黒、白、ネイビー、ピンクとベーシックなものばかりですが、気づくと独特なシルエットのものを選んでいるみたい。店頭で買い物をする時間があまりなく、基本はネットショッピングです。香港・ロンドン・ミラノなどのセレクトショップのサイトを眺めているだけで流行が手に取るようにわかります。

9.好きな映画女優を見てうっとりする

アンニュイなムードを漂わせたヨーロッパの女優さんが大好きです。特にイタリアの女優、モニカ・ベルッチのグラマラスな体と美しい顔を見ていると、それだけでテンションが上がります。自分には真似できない魅力を持った女性をただ眺めているだけで、目の保養になりますし、美意識を高めることができるんです。

10. ジュエリーは自分を雄弁に物語ると知る

ジュエリーは、服よりも深くその人を物語ります。ジュエリーを自由に操れるということは知的で自由な楽しみです。その醍醐味を知ってほしいと思います。女性のなかには、とても上質な宝石を長く大事に着けている方も多いのですが、デザインが古くなってしまうとやはり、時代遅れな印象を持たれてしまいます。いつまでも旬な自分でいるために、ジュエリーにも気を配って自分らしい装いを演出することが大切です。

近づきがたいほど洗練された美しさとは対照的に、お話をするとサバサバとした男性的な魅力をも感じさせる永松さん。数々の経験を積んだ大人の女性だからこそ語れる、珠玉の美の秘訣にふれられた気がします。

Text/Photo=波多野友子
店内カット以外は永松さん提供

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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