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勘違いを自分の中での真実に変えてしまう男

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【ダメ男引き寄せキャバ嬢が出会った“男の裏生態”】では、ダメ男引き寄せマシーンとなってしまった元キャバクラ嬢としてのキャリアを持つ辰巳まみさんが、男の裏実態を紹介していきます。第四回では、認知を歪ませて自分の欲望を押し付ける男性について紹介いただきました。

勘違いを自分の中での真実に変えてしまう男

誰にでも“勘違い”はするものです。キャバクラはある意味、男性に勘違いをしてもらう場所。

そして男性側は「勘違いである」とわかりつつも、やり取りを楽しむ場所でもあります。

ですが、中には勘違いを真実と信じつづけてしまう人もいるのです。しかも、こちらが思ってもみなかった些細なことから……。今回ご紹介するダメ男を参考にしつつ、いかに勘違いしやすい人がいるのかを肝に命じていただければと思います。

【ダメ男の生態 vol.4】

年齢:62歳
職業:株トレーダー
推定年収:800万円
結婚:妻・娘ふたり
性格:頑固もの

キャバクラはお客様ひとりに対し、ひとりのキャバ嬢がついて接客をするスタイルです。そのため、団体さまでご来店されると、席に人が寿司詰め状態になることも少なくありません。

今回ご紹介する男性、丸さんとの初めましては、8名さまの団体来店時。嬢も合わせて16名でテーブルを囲む必要があったため、隣同士でかなり密着して話さなければなりませんでした。

いつもならお席に20分ほど着くのですが、席についた直後に指名のお客様が来てくださったため、「まみさん、お願いします」と黒服さんからすぐに声をかけられました。
丸さんの横について、5分ほど。「無理だろうな……」と思いつつも、指名をお願いをしてみました。何人から指名してもらったかで、キャバ嬢の時給は変わりますから。

すると「いいですよ」と、丸さん! 他の方は1時間で帰られたにも関わらず、丸さんはひとりで閉店まで残ってくださっただけでなく、次回に同伴の約束もして帰ってくださったんです。

お礼のメールも、次回同伴までの間の営業メールも、とっても紳士的で「いいお客さまに出会えたかもしれない」と、内心ほくほくでした。そう、同伴当日までは……。

■人は思い込むと、好きな人の声さえ届かない

同伴当日、丸さんが連れていってくださったのは個室の和食やさんでした。「カウンターで天ぷらが食べたい」とリクエストしたにも関わらず、なぜか個室……。その上、待ち合わせ場所で私を見るや否や、「なんでそんなに露出が少ない服装で着てるんだ」と小さく文句を言ったのが聞こえたのです。

「お店やメールでは紳士的だったのに、なんか印象が違うな」と感じつつ、なにか話をしなければと思い、今日のお店を選んでくれた理由を聞きました。すると、衝撃的な発言が……。

男女が密室空間に3時間いると、キスしたくなるらしいよ……。

私がその発言に固まっていると「まみさんは出会ったときから積極的だったからね」と、満面の笑みを向けてきたのですが、まったく思い当たる節がありません。

「あの、いつ私が……?」と聞くと、どうやら最初にお店で出会った時の不可抗力による密着を、私からのアプローチと捉えてしまわれていたんです。あれは席が狭くて仕方がなかったこと、そもそも私は潔癖症で男性に触れるのが苦手なことを延々と説明したのですが、勘違いをした丸さんは一向に信じてくれません。

その上「メールにもハートマークをつけてくれていたり、“楽しみですね”と言ってくれてたじゃないか!」と言うのです。ハートマークがついてる=自分に好意を寄せている、楽しみ=会いたくてたまらない、などと全て自分に都合がよいように解釈していることが発覚……。

丸さんは勘違いを自分の中での真実に変えてしまう“勘違い自己解釈男”としての一面を持っていました。

あげくの果てには「抱かせて」と言い出し、丸さんを説得するのを諦めた私は「とりあえずお店で、ゆっくり喋ろ」と説き伏せました。

同伴でお店へ行った後は、ヘルプでついてくれた他のキャバ嬢も一緒になって「それは丸さんの勘違いだよ」「まみちゃんはホンマに潔癖症やから、いきなりそんな風にアプローチしても長続きしないよ」と説得してくれたのですが、丸さんの耳には届かず……。

延々4時間、自身のセックスアピールを聞かされ、店内での身体的接触を求めてこられた私の顔が引き攣りまくっていたことにも、彼は気づいていなかったでしょう。

その後も、散々なメール攻撃を受け、しまいには「(今交際している)彼女の代わりに抱かせて」「これからそのために迎えに行くね」などといった連絡が続いたため、身の危険を感じて着信拒否リスト送りに。もしお店に来ても、いないことにしてもらい、二度と顔を合わせないようにしたことは言うまでもありません。

■勘違いによる認知の歪みは、手の施しようがない

おそらく、丸さんは女性に対して誠意を持っていたのだと思います。ただ「この子は俺に気があるんだ」と思った瞬間、私からの発信を全て自分の都合がいいように解釈するようになってしまったことが今回のような状況を招いてしまった原因でしょう。

相手に好きになってもらうために「気を持たせる」といったアクションをとる方もおられますが、やりすぎると丸さんのような“勘違い自己解釈男”になってしまう可能性も否定できません。

勘違いが思い込みに変わり、「自分の思っていることが正しい」「この子はこう言ってはいるが、俺には本心が透けて見える」と言い出したら、もう誰の言葉も耳には届いていないのです。

説得しようと深入りすると、逆に勘違いを助長することにもなりかねません。もうこちらからできることはありませんので、バッサリと切り捨てて距離をとるようにしてください。本人が気づいてくれるのを願って(ここで気づけないダメ男が多いから、被害報告は減らないのですが)。

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辰巳 まみ。

生息ジャンルは-25kgダイエット、本命彼女な恋愛、海外セレブ、起業など。ブログはダイエット・映画ネタ多めです。

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