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松田珠希さんの場合 【キレイのために捨てていること #3】

ベースになることは丁寧にし、そのほかの要らない手間を捨てて、自分を解放する。それが大切だと思っています。「DRESS」2014年10月号でも紹介いただいた、ニューヨークへの長期滞在で私の考えはガラリと変わりまし…

松田珠希さんの場合 【キレイのために捨てていること #3】

ベースになることは丁寧にし、そのほかの要らない手間を捨てて、自分を解放する。それが大切だと思っています。

「DRESS」2014年10月号でも紹介いただいた、ニューヨークへの長期滞在で私の考えはガラリと変わりました。思い切って1か月取った休み。今まではその間に仕事のチャンスが来るかもしれない?とか、いろいろ気になってしまいましたが、思い切って。

日本での日常を、1か月“捨てる”ことで、新しく吸収できることが本当にたくさんありました。自分の考えは狭かったんだ、何か捨てないと入って来るものは無い、と実感。いろいろな人との出会い、いろいろな考え方に触れ、身体面・精神面で休養を取った事で、今まで見えなかった物が新しく見えてきました。

日本に戻ってきてからも、心も身体も“何が必要”で“何を捨てるべきか”を迷うことがなくなり、無駄がなくなりました。目を向けるべきは、細かいことではなく、すべてのベースになることに対してです。肌も体型維持も、ライフスタイルも。

私は実はとても面倒くさがり屋なので、凝った肌のお手入れや、ジムで大変なトレーニングをするのがちょっと苦手。でも、ベースにだけ手間を掛けてあげれば、後が楽になります。

自分を解放するために、好きなお酒を飲んだり、時には大好きな博多ラーメンを食べに行ったりしても、肌や体型を保てています。我慢しすぎないことで、気持ちよく仕事をすることにも役立っていると思います。

【珠希さんの捨て去りメソッド①】

クレンジングは、スチームをあてて丁寧に時間をかけます。ファンケルの「クレンジングオイル」は仕事で濃いメイクをしたときもすっきり落とせてうれしい。不要なものをきちんと落とせば、その後の化粧品がよくしみこみ、巡らせることができると思います。このあとはベーシックなスキンケアのみで、いい肌状態が保てています。

【珠希さんの捨て去りメソッド②】

部屋に無駄な物を置かない。以前は、丁寧な生活をしたいと思いながらも、なかなかできない毎日でした。でも、ある時期に免疫力が低下し、体調を崩しがちに……。丁寧な生活を、と改めて思い、まず居住空間を整えるべきと思い立ちました。ちょうど秋に引っ越しをしたので、生活を整える契機に。今、部屋にはオブジェなどは置かず、極シンプル。物が少なく、身軽な方が何事も管理しやすいと気づきました。収納の多い部屋に引っ越したにも関わらず、あえて物は買わないように心がけています。読書が好きなのですが、本も大事なものを厳選して、じっくり向き合う。物が少ないことで、心に余裕が生まれます。

【珠希さんの捨て去りメソッド③】

無駄な外食はやめ、料理を楽しんで健康維持を。秋になって、旬のフレッシュなザクロをそのままポリポリ食べてみたら本当に美味しくて。その発見から意識が変わり、出来るだけ家でご飯を作るように。料理も最初手間を掛ければ後が楽になるもので、例えば、鶏がらを買ってきてスープを取ったりするんですが、まずスープでいただき、次はこのスープで炊き込みご飯を作ったり、色々活用できます。美味しく楽しく健康維持が出来るようになりました。

【珠希さんの捨て去りメソッド④】

ただ持っていて飾るだけ、というあいまいな考えを捨て、物はすべて活用する。ある時、知人からシンプルで素敵な器を貰いました。素敵な器を見ていると、料理をしたくなってくるんです。素敵な器をインテリアとして飾るのではなく、器に見合った、ちゃんとした料理を作りたい、と思うように。ここから、ますます料理が楽しくなりました。中目黒にあるSMLという器のお店がお気に入りで、よく寄ります。

【珠希さん捨て去りメソッド⑤】

歩くと心のデトックスになります。気分転換に、音楽を聴きながら出かけるのですが、この間は気が付けば広尾から秋葉原まで10kmくらい歩いていました。途中、素敵なお店を見つけたり、発見が楽しい。1か月ニューヨークで過ごした時も、歩いてばかりいて4kgも体重が落ちました。ニューヨーク滞在中の写真を見ても、とてもすっきりした顔をしている自分がいます。

また、歩くと体の調子が整うのに加え、腸を整えるために、ファンケルのサプリメント「キダチアロエ」を飲んでいます。体内のデトックスをすることで、体が軽くなるんです。




松田珠希profile
モデル、女優。1985年福岡県生まれ。スキンケア、ファッションの広告や雑誌に数々出演。趣味は映画鑑賞、散歩、料理。特技は水泳。

Photo:Yoshiakira Nishida(Studio banban)
Hair & Make up:Toshiya Uemura(lani hair)
Stylist:Mika Kato
Cooperation:BELLA FIGLIA
Text:Mai Oh(Nananere!)



Costume coordination:ニット¥62,000/ディア アンド ブレス(ティーワイトレーディング)、パンツ¥12,800/トゥルーブリッツ(カイト)、ネックレス¥42,000/エトワ(エスジェイ ジュエリー)
Contact:エスジェイ ジュエリー(エトワ) TEL/03-3847-9903/カイト(トゥルーブリッツ) TEL/06-4706-3351/ティーワイトレーディング(ディア アンド ブレス) TEL/0120-053-953

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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