赤身肉とノンワイヤーブラがカギに？　育乳のプロが教える美バストの育て方

６月１日（土）に育乳カウンセラーの戸瀬恭子さんをお迎えして開催した、DRESSランジェリー部「美しいバストの育て方とは？」（トリンプ・インターナショナル・ジャパン共催）トークイベントの様子をリポートします。年齢に関係なくバストを育てるポイントを学びました。

DRESSランジェリー部トークイベントのゲストはテレビなどでも活躍中の育乳カウンセラー・戸瀬恭子さん。３人の男の子を育てる戸瀬さんが、出産・授乳後の自身のバストを蘇らせたメソッドや育乳とダイエットにまつわるお話を、DRESSランジェリー部の石川部長と共に学びます。

■大人女性たちから寄せられたバストのお悩み

今回、イベント参加希望者の方（約100名）に実施したアンケートでは、こんなお悩みが寄せられました。

１．バストに張りがなくなってきた。
２．バストが垂れて、形が悪いのが悩み。
３．脇に流れてしまったお肉を戻すように頑張っているが、戻ってくれない。
４．元々小さかったのが、さらにそげてしまった。バストケアが続かない。
５．バストの大きさを左右均一にしたい。

大人女性ならば「あるある」と感じる内容もあるのではないでしょうか。
戸瀬先生からはこんなアドバイスが。

ハリがなくなったり、垂れてしまう、またバストがそげてしまう人は、お肌や頭皮のハリ不足が原因と考えます。スキンケアをしっかり行うことと、頭皮マッサージなどでしっかり引き上げることが大切です。

また、「脇に流れたお肉を真ん中に戻したい」という方は、全身のマッサージを行い、お肉自体を柔らかくすることが必要です。柔らかいお肉になれば、きちんと戻りやすくなります。

バストケアは習慣化が大切。なかなか続かない人も多いと思いますが、お風呂で体を洗いながらマッサージすれば一石二鳥！　私自身も子育てが忙しく、ケアする時間を取れなかったのですが、お風呂で毎日マッサージをすることで、授乳後AカップになったバストがIカップにまで育ちました。サロンでも、バストだけでなく全身のマッサージから施術していますよ。

肩こりから上半身が固まり、運動不足から下半身もむくみ、硬くなる……。なんとも耳の痛い話ですが、やはり柔らかいボディを作ることが、育乳のポイントになるのですね。

■バストアップと食事の関係

バストやお肌、髪……人間の体は食べるものから作られます。続いて、美しい胸を作る食べ物や、その食べ方を伺いました。

バストアップのために豆乳を摂取する人が多いのですが、大豆はダイエット食品にも使われているので、摂取しすぎるとバストアップに必要なお肉も減ってしまいます。

私がバストアップのために意識して食べるのが「お肉」。サロンに来るお客さんの中でもバストが大きい方に共通しているのは、赤身のお肉をよく食べているということ。体の血や肉を作る赤身肉を意識して食べましょう。

私は子育て中、お肉をよく食べるようになってから、バストが育ちました。お肉とお水、酵素（生のフルーツ）をバランスよく取り入れると、消化と代謝がきちんと行れる体になり、育乳につながります。

朝食は白米がおすすめ。朝食を省略する人が多いのですが、体を動かすためのエネルギーや水が不足すると代謝が鈍ってしまいます。

■ダイエットと育乳を両立させるには

今回、参加希望者さんからいただいたコメントで多かったのが、「ダイエットを始めると、バストから痩せてしまう」というもの。

減ってほしいウエストや二の腕のお肉はそのままで、バストが寂しいものになってしまったという女性も多いのではないでしょうか。

では、どうすれば“バストから減らない”ダイエットが叶うのか、戸瀬さんに聞いてみました。

サロンのお客様のご要望はだいたい４つのパターンに分かれます。

・授乳後のママ
・バストのサイズアップを望む方
・バストが大きく、形を整えたい方
・ダイエットと育乳を両立させたい方

４番目の方が非常に多いのですが、これまで10年ほどの指導からわかったことがあります。

・水と酵素をしっかりとること　
・赤身のお肉500g/日をしっかりとること

このふたつを３カ月ほど続けると、約５キロ痩せてブラジャーのサイズは２カップUPという結果に。これは私の息子が中学生のときにしていた食生活を参考にしたものなんですね。

朝は白米、フルーツ、ヨーグルトに大きなステーキ、お昼は学校の給食、夜は炭水化物を食べずにサラダ、大豆製品、胸肉などを食べて、半年で10キロ痩せたことがあったんです。このことで、体をしっかり作るには、しっかり食べることも必要なんだと確信しました。

また、むくみが嫌で水分を取らない人が多いのですが、モデルさんもたくさんの水分をとって代謝を促しています。水分を取らないことで体内の水分が不足し、排出を抑えることにつながってしまうので、しっかり飲んでしっかり排出することが大切だと、ポイントサロンでも指導しています。

リンパの流れが悪い人は代謝も……。
ということで、二の腕から脇をつまみながら流れを促すエクササイズ

大人女性がダイエットをするなら、体重を減らすだけではなく、美しいボディラインを作ることも意識したいもの。そのためには「何をどう食べるか」についても考えて行う必要があるのですね。
そして、嫌なむくみの原因がそもそも水分不足だったとは……。

■育乳を意識したランジェリー選び

食事と同じように毎日身に着けるランジェリー。美しいバストを目指す女性の間では、補正機能のあるランジェリーに注目が集まる一方、自宅でのリラックスタイムや旅行のときくらいはいろいろな締め付けから解放されたいものですよね。

育乳指導10年の戸瀬さんが語る、育乳のためのランジェリー選びとは。

肩甲骨をほぐして肩こり解消から、育乳までを叶えるエクササイズを、みんなで実践

10年ほど前はウエストニッパーなどの補正下着を使って、お肉を集めていくことが主流でした。脂肪は形状記憶するのでワイヤー入りのブラジャーもおすすめしていましたが、ここ３〜４年で変わってきました。

サロンで40分間行うオールハンドでのマッサージをしていて気づいたことがあります。「肩こりはおっぱいをなくす」ということです。施術をしていると、肩こりがある人は、ふくらはぎも硬い方が多いことがわかりました。

体についているお肉を柔らかくすることが、美しいバストを育てるうえで必要になるので、肩こりをとらないと胸は膨らまないのではないか？　と考えるようになったんです。

ワイヤー入りのブラは形を整えてキープしてくれる効果がある反面、肩こりの原因にもなり得る……。バストの形もキープしつつ、肩こりを防いでくれるブラジャーとは。

肩こり軽減と美乳をキープできるおすすめのブラジャーは、ノンワイヤータイプのものです。カップ付きのキャミソールではなく、ノンワイヤーブラ。

最近は大手メーカーからもいろいろな商品が発売されています。着け心地が楽でありながらしっかり補正できる商品や、ノンワイヤーでも気分が上がる素敵なデザインのものがずいぶん増えたように思います。その中でも今日は、トリンプさんから発売されているふたつのブラジャーを紹介します。

１．天使のブラスリムラインノンワイヤーブラレット

サロンに通う女性にも見ていただきましたが、「正面だけでなく、ホックの周辺にもキレイな刺しゅうが入っているので気分が上がる」という声が多く聞かれました。

女性にとって「視覚」って、とても大切なんですよ。美しいものを身に着けることや美しい自分の姿を見ることで前向きになれることも、育乳へのモチベーションが上がる良いきっかけとなります。

脇スッキリ涼感スリムブラ

https://00m.in/4uZUu

今年25周年を迎えるロングセラー「天使のブラ」シリーズ。この夏の新作は、水に揺れる花のように涼しげなデザイン＆カラー。「天使のブラスリムライン」で夏の着こなしをすっきりスリムに。

２．マジックワイヤーライト

こちらは触るとわかりますが、通常のワイヤー（スチール製のワイヤー）とは違い、樹脂がメッシュ状になっている「マジックワイヤー」が使われているんです。軽くて柔らかいので、最初「ノンワイヤーですか？」って聞いたくらい。

「マジックワイヤー」はトリンプ独自のとても柔らかいワイヤーで、着け心地もとても楽なブラジャーです。バストの部分だけではなく、肩紐の素材も柔らかくて動きやすい。また、バストにもフィットし、キレイに見えるところもポイントです。

ワイヤーブラに、つけごこち革命

https://00m.in/5JNQr

トリンプ独自のマジックワイヤーが叶える、ストレスフリーなつけごこち。優れた通気性のカップと涼しげなカラーでさわやかに。ワイヤーブラとは思えない、ここちよさと軽さをあなたに。

着け心地が良くてバストメイクが叶うノンワイヤーブラが出始めたのは、ここ数年のこと。女性のバストをキレイに見せる技術は日々、進化しています。

美は１日にしてならずと言いますが、育乳エクササイズと最新技術を駆使した快適ランジェリーで、美乳が叶う時代になったということですね。機能性の高いノンワイヤーブラを選べば、さらにその効果を早く実感できるかも。

女性らしさとバストメイクの叶うトリンプのノンワイヤーブラを試しに、ランジェリーショップに足を運んでみたくなりました。