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美容/健康

PR:株式会社ファンケル

小林ひろ美さんの場合 【キレイのために捨てていること #1】

捨てて、巡らせて、美しくなる。生活でもスキンケアでも、それが私のモットーです。デトックスが出来ない状態が何日も重なってしまうと、垢が積もり積もって、ある時どっとシワ寄せが来てしまいます。

小林ひろ美さんの場合 【キレイのために捨てていること #1】

捨てて、巡らせて、美しくなる。生活でもスキンケアでも、それが私のモットーです。デトックスが出来ない状態が何日も重なってしまうと、垢が積もり積もって、ある時どっとシワ寄せが来てしまいます。心のイライラは溜まる一方、肌はどんどん濁り、ターンオーバーもままならず、すべてが停滞……。巡らせるために捨て去ること、そして、捨て去ってから入れること。多くの人は、入れることにはお金や手間をかけても、捨て去ることには重きを置いていません。

心も肌も、“どう捨てるか”で“どう入るか”が決まります。上手くさりげなく捨てること、が大人には必要。角質も心の垢も、毎日確実に汚れを落としてキレイに保てば、気持ちよく巡りのいい状態に。“全か無か”ではなく、毎日50点程度を目指して、気を抜くときは抜く。あくまで、その作業自体が、ストレスになってしまわないようにすることが毎日続けるためのポイントです。

ひろ美さんの捨て去りメソッド1

首筋の後ろにクレンジングオイルを2プッシュつけ、シャワーヘッドの頭部分を当てて流すことで、汚れを落とし、血流を巡らせます。ほかの部分は乾燥していても、実は、うなじ〜背中、胸元など体の中央部分は皮脂分泌が多いもの。肩甲骨の間は、年齢とともに酸化した脂も出やすく、それがニオイのもとになってしまっている場合もあるんです。保湿すべきは、体の外側部分。

40代以上の体にありがちな乾燥状態とは、中央は油田、体の末端は砂漠、というくらいに違うもの。ある意味、若者と通じる、第二の思春期といえる肌状態なのかも。

ひろ美さんの捨て去りメソッド2

洗顔は時間差で。皮脂分泌の多いTゾーンに泡をのせたあとに、乾燥しがちなUソーンを。また、汚れを落とすための指の動きも、顔の外側に向かってではなく、皮脂分泌が集中している顔の内側に向けてクルクルとするように意識。

ひろ美さんの捨て去りメソッド3

なんでも溜め込まない、ことが大事。ため息をついたら、おかわりの深呼吸を3回。頭の酸素の取り替えをコマメに。ついでにアロマも吸えば、気分も落ち着き、心の換気にもなります。脳のストレスと肌はつながっています。

ひろ美さんの捨て去りメソッド4

心のデトックスとして、ずっと続けているのが「毒出し日記」。夜、お風呂に入りながら、その日にあった嫌なことをわーっと書き出します。開いた毛穴から、つまっていた汚れが流れ出ていくように、心につまっていた嫌な気持ちが流れ出ていくんです。そうすると不思議とすっきり。寝付きもよくなり、翌朝の肌も、とっても調子がいいですよ。

ひろ美さんの捨て去りメソッド5

もうどうしようもなく、イライラしてしまったり怒ったりしてしまったときは、そのへんにぶらりと散歩に出るようにしています。どんなにイライラしていても、体や環境を強制的に切り替えることで、キレイな景色を見て感動したり、冷たい風を感じたり、「あ、こんなところに新しいお店ができてる」なんて、新たな発見をしたり……、そうやって自然に意識を変えることができるんです。そこまでできないという場合は、お手洗いに立つくらいでも充分。手を洗って、物理的に浄化することで、気がつけば心も切り替わっています。
また、そういった延長線にある行為として、旅に出るというのも、強制的に心を切り替える手っ取り早い方法です。

ひろ美さんの捨て去りメソッド6

疲れきってしまったときは、気がつけば何事にも無感動になってしまうもの。そういうときは、思いっきり心を震わせるために“涙活”をします。涙をわんわん流すことでスッキリしますし、心のアンテナも活性化できます。最近、特に泣いたのは、「ジャージーボーイズ」「チョコレートドーナツ」。「ブレイキング・バッド」は知る人ぞ知る、アメリカのテレビドラマなのですが、シリーズを重ねるたびに面白くなる稀有な作品です。

小林ひろ美プロフィール
美容家。1964年東京生まれ。大学卒業後、ブラジル・アメリカでの生活を経て、美容家である小林照子氏とともに1991年(株)美・ファイン研究所、1998年リバイタライズサロン「クリーム」を設立。海外生活の経験を活かし、トータルな視点からライフスタイルの提案を行う。身近な物を使ったアイデア溢れる美容法にも定評がある。著書に『ねてるまエステ』(アーススターブックス)、『小林ひろ美の1日中どこまでも24時間美容』(ワニブックス)他。

※この記事は2014年12月2日に公開されたものです。

DRESS編集部

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