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PR:マリアナ政府観光局

そうだ 離島、行こう。テニアン島、ロタ島を巡るとサイパン旅はもっと楽しい

サイパン島に行くなら、テニアン島やロタ島など、近隣の離島も巡ってみるのがおすすめです。小型飛行機で15〜30分と、思いのほか気軽に行くことができます。ショッピングスポットなどはありませんが、手つかずの豊かな大自然を堪能できる、非日常的なスポット。とっておきの離島で癒やされて。

そうだ 離島、行こう。テニアン島、ロタ島を巡るとサイパン旅はもっと楽しい

サイパンへの旅でサイパン島を味わい尽くすのも楽しいですが、サイパン島からほど近い離島にも足を伸ばしてみると、旅の満足度がさらに上がること間違いなし。移動はレトロかわいいスターマリアナス航空の小型プロペラ機です。

スターマリアナス航空は、サイパン国際空港隣にあるコミューター・ターミナル・ビル(国内線ターミナル)から乗ることができます。サイパン島とテニアン島、サイパン島とロタ島を結ぶ航空機で、それぞれ1時間に1本、3〜5時間に1本運行しています。詳しくはHPの時刻表をチェックしてみてください。

上空から島々を俯瞰して、空の旅を楽しんでいると、「あれ、もう着いた?」という感覚。テニアン島なら約15分、ロタ島なら約30分で到着します。ここではテニアン島、ロタ島でのおすすめの過ごし方や見どころをたっぷりご紹介します。

■海にも陸にも見どころたっぷりな離島「テニアン島」

サイパン島から小型飛行機で15分程度で行けるにもかかわらず、美しい海や手つかずの自然がびっくりするくらい残っているのがテニアン島。素朴な島で壮大な自然にふれてみましょう。

タガ・ビーチ

©Junji Takasago/MVA

伝説の古代タガ王のプライベートビーチだったと言われている「タガ・ビーチ」の澄み渡る海には思わずうっとり。岩場に囲まれた小さな入り江に降り立つと、テニアンブルーの海と白砂がどこまでも広がります。

タガ遺跡

©Junji Takasago/MVA

テニアン島中心部にあるサンホセ村から歩いていける「タガ遺跡」。現在では公園になっている敷地内の一画に石柱の上にお椀形の石を載せた、高さ約5メートルの巨大な遺跡「ラッテ・ストーン」(*)が12基、点々と遺されています。

ほかの遺跡ではラッテ・ストーンが完全に倒れて横たわったものしか見ることができませんが、ここタガ遺跡では、わずか1本ですがラッテ・ストーンがきれいに立ったまま残っていて、とても珍しいとされています。

*ラッテ・ストーンは別名タガ・ストーンとも呼ばれている

テニアン島以外にもグアム島やサイパン島、ロタ島にもラッテ・ストーンは存在しますが、
古代に作られたとされるラッテ・ストーンは不思議なことに、一体何のために作られたのか未だに解明されていません。最もも有力な説では、建物の土台として使われていたとか。タガ遺跡は、そのタガ王の家の土台だったのではといわれています。

ちなみにラッテ・ストーンは、街中の到るところでモチーフとして使われているのを見かけます。たとえば空港のウエルカムボードに描かれていたり、造幣局が「50州25セント硬貨プログラム」(*)の一環で発行した記念の25セント硬貨の模様になっていたり。

*1999~2008年にかけて、アメリカ合衆国50州それぞれの歴史やシンボルが裏面にデザインされた25セント硬貨が発行された。期間中は1年ごとに5州分の硬貨を発行し、10年で全州の硬貨が揃う、長期に渡るプログラム。造幣局は「コレクターは1億人を超える」と発表している

各州によって硬貨の模様は異なっていて、北マリアナ諸島の25セント硬貨は流通量が少ないため、たまたま出会ったときにはお土産代わりに大事に持ち帰る人も少なくないようです。

ブローホール(潮吹き海岸)

©Junji Takasago/MVA

テニアン島北東部の見晴らしの良い海岸沿いにある「ブローホール(潮吹き海岸)」。珊瑚礁でできた岩場が長年に渡って波に侵食され、穴が空いています。

そこへ波がやってくると、穴から海水が入り込んで、大きいときは約10mも吹き上がります。その様は圧巻としか言いようがありません。YouTubeの動画を見ると、自然が引き起こすその現象に驚き、感動するはず!

風の向きや波の強さ、満潮、干潮などの海の状態、自然の条件によって潮が吹き上がる高さは変わりますが、巨大な潮が吹き上がる“ベストタイム”は満潮かつ波が高く、風の勢いがおさまったときだとか。満潮干潮はシーズンによって異なるため、日本人がいる地元のツアー会社(*)などに問い合わせして、都度確認するのが良いでしょう。

天気が良ければ、美しい虹が現れることもしばしば。陽が高すぎない午後2時過ぎがおすすめだそう。テニアン島を訪れたら必ず訪れたいスポットのひとつです。

*地元のツアー会社
MKツアーズ:テニアン島在住15年のガイド・ミホさんが島へのエア、ホテルの手配はもちろん、希望に応じた島内観光を提供してくれる

■フレンドリーで心和む離島「ロタ島」

「世界一フレンドリーな島」と言われるロタ島には、すれ違う人々が笑顔で手を振って挨拶する文化があります。ロタ在住の方に話を聞くと、「ロタ島は人口が少なくて、全員が知り合い。地元住民同士の挨拶として手を振る習慣があったなか、次第に観光客に対しても手を振るようになったのでは?」とのこと。現在では、観光客を歓迎する意味でも手を振ることを島全体で推奨しているのだそう。

島内には「ロタ・ウェーブ」という「手を振るキャンペーン」を掲げた手作りの看板も。見知らぬ人と手を振り合い、笑顔で挨拶するという、日本にはないカルチャーに新鮮さやほっこりした幸福感を感じられそうです。

テテト・ビーチ

©Junji Takasago/MVA

素敵な景観の海の近くでのんびりしたい人、どちらにもおすすめなのが遠浅で波も穏やかな「テテト・ビーチ」。ロタ島一と言われるほど、白く美しい砂浜が広がるビーチです。人も少なく、プライベートビーチ感があります。

ダイビング専門誌の月刊『マリンダイビング』読者投票などで決まる、「ダイブ&トラベル大賞2018」のベストビーチ部門で、世界第1位にランクインするなど高い評価も。

テテト・ビーチをはじめ、ロタ島にはロタブルーの美しい海があります。世界有数の透明度を誇り、各地からダイバーが訪れるスポットでもあるんです。

©Junji Takasago/MVA

中でも有名なのは「ロタホール」という洞窟。ダイビングライセンスがないと入れないスポットです。潜ると天井の穴から光が差し込み、その表情は広がったり、放射線状になったりと刻々と変化し、自然の神秘を楽しめます。ベストシーズンは3月中旬から9月中旬。

ダイビングライセンスがない人でも楽しめるのは「体験ダイビング」。映画『ファインディング・ニモ』を連想させる珊瑚礁の庭「コーラルガーデン」が広がるなかで、小さなかわいい魚のそばを泳ぐことができます。日本人ガイドが所属するショップが2店舗(*)あります。ダイビングに恐怖感がある方にはスノーケリングがおすすめです。

*日本人ガイドのいるダイビングショップ

◆RUBIN:ロタ島の海の透明度に惚れ込んだ山本博さんがオーナーのダイビングショップ。ガイド歴30年、指導歴28年の超ベテランダイバーが選りすぐったロタのダイビングスポットを案内してくれる

◆Blue Palms:人気ガイド高久めぐみさんが代表をつとめるダイビングショップ。経験豊富な日本人スタッフがきめ細やかにサポートしてくれる。ギフトショップ併設で快適なロタ島滞在を叶えてくれる

バード・サンクチュアリ

©Junji Takasago/MVA

海だけでなく森などの自然と雄大な景色そこに暮らす希少な野鳥を楽しみたいなら、「バード・サンクチュアリ」がおすすめです。

ロタ島東部の断崖絶壁、そこは決して人間が近づけない場所。その崖沿いにトレイルが整備されたことでまさに絶好のバードウォッチングスポットとなったバード・サンクチュアリ。目の前にはロタブルーに輝く大海原が広がり、崖の淵から森を見下ろせば野鳥の巣が木の上にたくさん作られているのを肉眼でも見ることができます。

©Junji Takasago/MVA

上空から鳥の巣をウォッチするなんてなんとも不思議な光景。、すぐ目の前を野鳥がすいすいと飛んでいく様も圧巻。青い羽が特徴のキングフィッシャーや海の近くで暮らすカツオドリなどの鳥と出会えます。

サイパン島を訪れるなら、離島に行くと楽しみが2倍、3倍と広がります。旅の計画を立てるときは、テニアン島やロタ島も含めてみてくださいね。離島には公共交通機関がないこと、未舗装の道路に入ると迷ってしまう可能性もあることから、現地ツアーに申し込んでから行くのが安心です。

DRESSでは、マリアナ政府観光局協力のもと、北マリアナ諸島(サイパン島・テニアン島・ロタ島)の魅力や旅のアイデアをご紹介していきます。

マリアナ政府観光局

https://japan.mymarianas.com/

マリアナ政府観光局ではサイパン、テニアン、ロタの基本情報や、ホテル、ビーチガイド、ゴルフやダイビングのアクティビティなど旅行と観光に役立つ情報を発信しています。

ニュース

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DRESS編集部

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