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「暮らし方」に合わせたインテリアで、心地よい生活を
インテリアスタイリストの笠原英治さん協力のもと、「キッチン」「リビング」「ベッドルーム」それぞれのインテリアを考えるときのポイントと、さらに心地よい暮らしを実現する秘訣をご紹介していきます。
目次
みなさんは「お部屋のインテリア」という言葉を聞いたとき、どのようなことを考えますか?
「興味はあるけど、どこから手をつけたら良いかわからない」という方も多いかもしれません。
ですが、ライフステージの変化などによって引っ越しをするとき、心の底から惚れた物件に出会い、おしゃれなインテリアへの憧れが強くなる人は多いのかな、と思います。
今回はそんな方に向けて、インテリアスタイリストの笠原英治(かさはら・えいじ)さん協力のもと、温かみのある「キッチン」「リビング」「ベッドルーム」それぞれのインテリアを考えるときのポイントと、さらに心地よい暮らしを実現する秘訣をご紹介していきます。
笠原英治さんプロフィール
数々の著名人たちのプライベートインテリア、人気ショップのインテリアをプロデュースしてきたインテリアスタイリスト。
【キッチン】キャビネットは扉のないオープンなものを選ぶ
キッチンなどは日が当たる位置が多いので、木の色や鉄の素材とも相性が良いんです。窓際に観葉植物等を置くと◎(笠原)
日々の食事が生まれるキッチンには、調理器具や食器、料理に使う食材や調味料など多様なモノが乱雑に置かれやすく、食器棚やキッチンカウンターにこだわっても”しっくりこない状態”になってしまうことが。
例えば、食材や調味料はビンなどの容器に移し替えておくことで、見やすく、使いやすく、なおかつ整理しやすくしておいたり、 海外製の調味料や材料などはアクセントとして見せることで、おしゃれな空間ができあがります。
また、透明のビンで大きさを統一して何種類かにコーヒー、紅茶用、調味料、スパイス用、粉用……などに分けてオープンの棚に置いておくと使いやすさがアップ!
キッチンの収納には扉、引き出しがほぼついています。なので、キャビネットは扉がないオープン棚の方が収納しやすく、使いやすいです。加えて収納のしやすさで言えば、高さも低すぎないものを選ぶのがポイント。(笠原)
シンプルで柔らかな木目調のデザインが特徴的な「ホクストンカップボード」には、お気に入りの食器たちを魅力的に並べたくなります。
パソコンやタブレットなどでレシピを見ながら料理をする際にも、ちょうどよい高さのキャビネットが役に立ちそう。パソコンであれば、好きな角度で固定しながら、レシピ画面を表示できます。
【ダイニング】大きめのテーブルで余白のある仕事スペースを
日本の天井は海外に比べて低いので、大きいフレームは存在感が出ます。よほど気に入っている写真、絵などなら壁にかけても良いと思いますが、インテリアの一部としてなら大きい床に置いて壁に立てかけたり、椅子を壁や部屋のコーナーに置いてその上に立てかけるなどして、周りにキャンドルやグリーンを一緒に置いても良いかと思います。目線を低く持って行けるので部屋の空間を高く見せれます。デスクライトをあえて、壁側を照らす間接照明のように使うアイデアもおすすめです。(笠原)
つづいては、仕事をするスペースにもなるダイニングのインテリア。
ひときわ目を引くダイニングテーブルは、木の素材感から落ち着いた空間を演出してくれるよう。そこにパソコン一台を置いておけば、好きな音楽を流したり、調べものをしたりと、仕事の効率を楽しくアップさせることができます。
テーブルは、食事や仕事用としても使えるように少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめ。PCで音楽を流したり、お気に入りのキャンドルや好きな飲み物など、作業効率を上げるアイテムを遠慮なく置くことができます。(笠原)
サイズの大きなダイニングテーブルがあれば、ひとりで広々と活用することもできますし、家族やパートナーと暮らす方にとっては、憩いの場としてそれぞれの時間を過ごすことができます。
【リビング】上質なレザーソファには、柔らかアイテムを組み合わせる
レザー素材のソファは生地の丈夫さが◎。また、使い込んでいくほど味が出てくるのがレザーの特徴なので、あえて素材違いのクッションやブランケットなどで柔らかさを取り入れてみましょう。(笠原)
リビングには「過ごしやすさ」を重視するため、レザーソファの近くに、サイドテーブルやキャビネットを配置。
笠原さんのアドバイス通り、固い雰囲気になりすぎそうなレザー素材のソファも、クッションやブランケットと絡めれば、大人かわいい印象に。
リビングは家の中では過ごす時間が一番多い居場所。
なので、そこには自分の好きなアイテムや趣味に関わるモノを置いて、好きな物に囲まれている空間を演出してみてはいかがでしょうか。
また、パソコンで見られる「Netflix」や「hulu」などの映画・ドラマ配信サービスを大画面で映してルームシアターとしても楽しんでみましょう。スマホでの小さな画面に比べて、迫力のある映像シーンを体験できるはず。
【ベッドルーム】春らしい雰囲気を出すなら、濃い色合いのリネンに、明るいブランケットを
ベッドのリネン系の色が濃い目のときは、明るめのクッションやブランケットなどを入れることで女性らしい空間にできます。(笠原)
「あたたかな春らしい雰囲気」をテーマにデザインされたベッドルーム。
「青」と「黄」の反対色を用いることによって、女性らしい雰囲気を演出しています。
ベッドや布団で寝ながらパソコンやスマホを使うときには、木などの板やトレーをサイドテーブル代わりに使うこともできます。(笠原)
一日の終わりに、パソコンで仕事の確認したり、お気に入りのアニメやドラマ、映画を見ながらリラックス。トレーを活用したアイデアで、落ち着いた夜のひとときを過ごしてみませんか。
ただおしゃれな家具をそろえるだけではなく、その家で暮らす人々のライフスタイルに合わせてインテリアを考えてみると、意外なアイデアや工夫が生まれます。
もしも、あなたが本当に気に入った物件に出会ったときには、「間取り」のことだけを考えるのではなく、あなたの「暮らし方」についても意識してみてくださいね。
*『DRESS』では、2018年から日本エイサー株式会社によるPR記事を月に1本公開していきます。パソコンのある暮らしをさまざまな角度から紹介していきますので、ぜひお楽しみに。
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インテリアスタイリスト/笠原英治
撮影/安井信介
撮影協力/unico代官山店
Text/DRESS編集部
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