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PR:株式会社TENGA

セルフプレジャーってなに? 上質な時間を作り出す自分へのご褒美

セルフプレジャー時間をワンランクアップさせてくれるアイテム「iroha アロマミスト(iroha AROMA MIST)」の発売を記念して、DRESSではセルフプレジャーを特集! 興味あるけど、実際どうやればいいの? 気持ち良くなるために必要なコツって? などなど、みなさんの疑問を専門家の方々と一緒に探っていきます!

セルフプレジャーってなに? 上質な時間を作り出す自分へのご褒美

「女性が主体的に性的な行為をするのは恥ずかしい」
「女性が性的なことに興味があるなんて良くない」

そんな理由から、いまだにタブー視されることも多い女性のセルフプレジャー。しかし、セルフプレジャーはただオーガズムを追い求めるだけではなく、自分の心と身体に向き合うご自愛タイムのひとつとする見方も少しずつ広まってきています。

そして、より上質な癒しの時間にするには、“香り”が効果的なんだとかーー。

この度、女性向けセルフプレジャーアイテムを展開するirohaから、セルフプレジャーの時間を贅沢に彩る「リラックスカモミールの香り」「センシュアルイランイランの香り」の2種類のアロマミストが発売されました。

「リラックスカモミールの香り」はこちらでチェック!
「センシュアルイランイランの香り」はこちらでチェック!

セルフプレジャーは、女性の心と身体にどんな体験をもたらしてくれるのか。そして、そこに香りが加わることで、どんな体験をすることができるのか。

DRESSのエッセイストとしても活躍するエマちゃんが、産婦人科医の富坂美織先生、調香師の森翔子さん、それぞれの専門家にお話を伺います。

セルフプレジャーについて教えてくれた人

富坂美織(とみさか・みおり)先生

産婦人科医、医学博士。
順天堂大学医学部卒業、東京大学医学部研修医、愛育病院産婦人科医を経て、ハーバード大学大学院へ留学。卒業後、マッキンゼーにて、コンサルティング業務に携わる。山王病院などを経て、現在は不妊治療が専門。順天堂大学医学部産婦人科教室非常勤講師。

香りについて教えてくれた人

森祥子(もり・しょうこ)先生

調香師。JAA認定アロマコーディネーター/JAA認定アロマトップインストラクター/AEAJ認定アロマインストラクター/アロマの杜 主宰。

1997年イギリスでアロマセラピーと出会い、その後、2000年にアロマコーディネーターライセンスを取得。アロマトップインストラクター、ボディーセラピスト、マタニティアロマセラピー、介護アロマセラピー、心理アロマセラピー、スポーツアロマセラピー、薬膳アドバイザー等の資格を取得し、スクール『アロマの杜』を開講。

インタビュアー

エマちゃん

ツイッターフォロワー約10万人。独自の恋愛論や美容情報を中心にツイートを発信するインフルエンサー。恋愛、美容、生きかた…真を突いた内容と、厳選された嘘偽りのない情報が若い女性を中心に人気を博し、そのツイートやコラム記事はバズりの嵐。著書「愛され革命」

■セルフプレジャーとは、性別や年齢問わず自然な自愛

エマちゃん:まずは、産婦人科医の富坂美織先生にセルフプレジャーが女性の心身に与える影響についてお聞きしたいです! 富坂先生は、「セルププレジャーを恥ずかしいと思う必要はない」とおっしゃっていますよね。

富坂先生:そうです。セルフプレジャーとは、自分の心と身体に向き合って性的欲求を満たすこと。そもそも、性的欲求は人間の三大欲求と言われていて、ごく自然に湧き上がるものじゃないですか。だから、セルフプレジャーをするのは性別や年齢を問わず自然で正常なことなんですよ。

ただ、「男性がセルフプレジャーをすることは当たり前だ」という認識が強い一方で、女性とセルフプレジャーを関連付けた途端に、恥ずかしいこと、悪いことだと思ってしまう非対称性があるんですよね。そこには、長い間「女性が自分で性的欲求を満たすのは良くない」とされてきた、歴史的な背景もあるんですけど……。

エマちゃん:私自身も、「男性は性欲が強いから、セルフプレジャーをするのは当たり前。女性はあまり性欲が強くないからしないのが当たり前」と思っていたときがありました。よくよく考えれば、人による……というお話なのだと思うんです。

富坂先生:いわゆる一般的に想像される男性のセルフプレジャーと異なるのは、「気分の高揚」や「ムード作り」が快感に大きく影響を与えるということでしょうか。

エマちゃん:たしかに、身体を触らなくても感じられる人もいますもんね。直接触るだけがセルフプレジャーじゃない。ムードやシチュエーションに快感を抱く人は多いかもしれません。

■自分に向き合い、自分を知る行為

エマちゃん:性的なことに罪悪感を抱いている人が多いからか、女性からはセルフプレジャーでもセックスでも「気持ち良くなれない」という悩みをよく聞きます。

富坂先生:「気持ち良くならなきゃ」と焦る人もいれば、逆に「気持ち良くなるのは恥ずかしい」と思っている人もいますよね。

婦人科の外来でも「パートナーとのセックスがまったく気持ち良くないんです」という相談をよく受けます。セックスのときに「気持ち良くならなくては」とプレッシャーを感じたり、逆にセルフプレジャーのときは「悪いことをしている」、「恥ずかしいことをしている」と思うと身体がこわばってしまい、筋肉が収縮したり、分泌液が減ったりして痛みを感じやすくなることもあるんです。

セルフプレジャーのときも、パートナーとのセックスのときも、まずは緊張をほぐすためにリラックスできるムード作りが大事だと思います。好きな香りで雰囲気を作るのもひとつの手ですね。

エマちゃん:それでいうと、相手がいる場合は気を遣ってしまって「気持ち良くならなきゃ」とプレッシャーに感じてしまう人が多そうだけど、ひとりだと心が軽くなるかもしれませんね。

富坂先生:ひとりでするときに、自分がどういうことで満たされるのか、気持ちいいと感じるのかを知っておくことで、パートナーとのセックスも満足度が高くなると思います。自分の快感に目を向けるって普段なかなかしないかもしれませんが、実はすごく意味があることなんです。

エマちゃん:セルフプレジャーは、自分自身と向き合う時間なのかもしれないですね。

富坂先生:女性の性欲をなかったことにしてきた時代背景があるせいで、どうしても受け身になってしまう人も多いのだと思います。もちろんそれが必ずしも悪いことではありません。でも、「セルフプレジャーはよくない」とか「セックスに積極的なのは恥ずかしい」という気持ちから結果として、不快感や痛みにつながってしまうのであれば、まずは罪悪感や羞恥心を取り除く必要がありますね。

私は不妊治療を専門で診ているのですが、「不妊治療中なのに夫婦生活がつらくてできない」「毎回痛いから、できればセックスしたくない」という悩みはよく聞きます。

エマちゃん:富坂先生のような専門家に相談できるのは心強いですが、セルフプレジャーやセックスの悩みで病院に行くのはハードルが高いですよね……。その前に、友人同士でセクシュアルな話を軽やかにできるといいのかもしれません。

富坂先生:それはすごくいいと思います。エマちゃんは友達同士で話したりしますか?

エマちゃん:私はセルフプレジャーの話もセックスの話も結構します。ただ、セルフプレジャーの話に抵抗がある女性はまだまだ多いですよね。興味はあるし、周りがどうしているのか気になるけど、なんとなくタブー視されているから一歩が踏み出しづらいんだと思います。

だから、私は自分から話題にしてますね。たとえば、「セックスが気持ちよくない、痛い」って相談を受けたら、「じゃあひとりでするときはどうなの?」って。セルフプレジャーにおすすめのアイテムをシェアすることもあります。

富坂先生:エマちゃんみたいな影響力のある方やメディアが発信していくのは、意義があることだと思います。不妊治療も10年くらい前まではタブーでしたが、今ではカジュアルに話せるようになってきています。その時代のリーダーが勇気を持って発信した結果、社会の流れが少しずつ変わってきた結果ですよね。

■セルフプレジャーに秘められたリラックス効果

エマちゃん:「自分の性的な好みを知る」「パートナーとのセックスが楽しめるようになる」など、セルフプレジャーによるメリットはわかりました。

でも、性的なものに興味を持つこと自体に後ろめたさを感じる人だと、まだ一歩踏み出せないかもしれません……。他に、セルフプレジャーをすることで得られる体験ってあるんですか?

富坂先生:精神的なものと身体的なものがありますね。

まずは精神的なところで言えば、リラックス効果ですね。海外では女性のセルフプレジャーの研究も盛んに行われています。その中で、セルフプレジャーにはリラックス効果やストレスの解消が期待できるとされていて、結果として寝つきが良くなることにもつながります。

身体的なメリットとしては、生理痛、PMSの改善が期待できるという報告があります。膣内は乳酸菌が守ってくれていているのですが、乾燥すると乳酸菌が減って、大腸菌などが繁殖しやすくなってしまうんです。セルフプレジャーをすることで膣内乾燥の予防や、女性特有のトラブルの緩和が期待できるんです。

エマちゃん:性的なことにどうしても罪悪感を持ってしまう人でも、「心身の健康のために必要なことだから」と思えばセルフプレジャーのハードルが下げられそうです。

富坂先生:医療に携わっていると、心と身体はつながっているんだなと感じる場面が多いんです。ストレスや不安、自己肯定感の低さが身体の不調として現れる人が外来によくいらっしゃいます。セルフプレジャーなどで自分が心からリラックスできる時間が増えたらいいなと思います。

■清潔かつ安全に!専門家が教えるセルフプレジャーのやり方

エマちゃん:「女性がセルフプレジャーをすることは“悪いこと”、“恥ずかしいこと”ではない」と納得できても、「デリケートな部分を触るのが怖い」という理由で躊躇する人もいそうです。安全にセルフプレジャーを楽しむにはどうしたらいいのでしょうか?

富坂先生:デリケートゾーンに触れるものは清潔にしてほしいですね。手はしっかり洗いましょう。あとは、膣内が乾燥していると痛みを感じたり、傷つけてしまったりすることもあるので、その日のコンディションに応じて潤滑ゼリーを使うのもおすすめです。

また、デリケートゾーン自体も清潔にしておきましょう。女性器と肛門は近いので、トイレのあとは大腸菌が付着していることも多いんです。そのままセルフプレジャーやセックスをすると、大腸菌を腟内に押し込んでしまって不調の原因になる場合があるので、事前にシャワーなどで適度に清潔にしておけるといいですね。

エマちゃん:セルフプレジャーで道具を使う人もいると思いますが、注意点はありますか?

富坂先生:道具を清潔に保つのは大前提として、できればセルフプレジャー用に作られた道具を使っていただきたいです。ときどき、異物を性器に入れて取り出せなくなってしまって、救急車で運ばれてくる人が男女ともにいます。

また、強い刺激に慣れすぎると、もっと刺激を求めるようになることも多いんです。普通の刺激では物足りず、異物で激しく性器を傷付けてしまうことを繰り返してしまうケースもあります。

とにかく専用の道具以外を使用するのは、傷つける可能性が高いし、不衛生なことも多いのでおすすめはできないですね。

エマちゃん:専用の道具なら丸洗いできるものも多いし、デリケートな性器を傷つけないよう柔らかかったり、壊れにくかったりするので安心ですね。

それから寝るときの儀式としてセルフプレジャーをする人もいると思います。そうするとデリケートゾーンが濡れたままで寝てしまうことになると思うのですが、衛生的にはどうなのでしょう?

富坂先生:濡れたままでも、通気性が良ければ問題ないとは思います。ただ、締め付けの強い下着を着ていたり、おりものシートをつけっぱなしにしていると、ムレる原因になってしまいます。特にこれから梅雨の時期になるので、ムレているとカンジタなどのカビが繁殖しやすくなるんです。

心も身体もリラックスするために、安全かつ清潔にセルフプレジャーを楽しんでほしいですね。

富坂先生にセルフプレジャーの基本について教えてもらいました! ここからは、調香師の森祥子先生に香りとセルフプレジャーの関係についてうかがっていきます。

香りによって気持ち良さやリラックス効果が高まる……といった噂もありますが、実際のところどうなんでしょう? そして、「iroha アロマミスト」にはどんな効果が期待できるのか? 引き続き後編をお楽しみください!

■香りの力で、セルフプレジャーはもっと癒しの時間になる

森先生へのインタビューは、オンラインで実施!

エマちゃん:香りが人に与える効果には、どのようなものがあるのでしょうか?

森先生:香りには気分や気持ちに変化を起こす効果があるんです。たとえば今回irohaから出た「リラックスカモミールの香り」には、嗅ぐとセロトニンというホルモンが分泌され、気持ちが落ち着く効果があるんです。

「リラックスカモミールの香り」はこちらでチェック!

森先生:嗅覚神経は脳の中枢部分、大脳辺縁系という本能を司る場所につながっています。そのため、香りを嗅ぐとホルモンが分泌されて、気分や感情が変わるんです。

エマちゃん:セルフプレジャーではリラックスしたムード作りも大切なのですが、そのために香りを利用するのはどうなのでしょうか?

森先生:すごくいいと思いますよ。香りは約0.15秒で脳に伝わると言われていて、五感の中でも伝達が早いんです。なので、瞬間的に気分を変えることができるんですね。

また、香りは昔から媚薬として利用されてきているんです。たとえば、「センシュアルイランイランの香り」にも配合されているイランイランやローズは、性的欲求を刺激する催淫効果があることで知られています。

エマちゃん:irohaアロマミストには、「リラックスカモミールの香り」と「センシュアルイランイランの香り」の2種類があります。

リラックスカモミールの香りは上品で心地よい香り、センシュアルイランイランの香りは官能的な香りだなと感じたのですが、実際にはそれぞれどんな効果があるのでしょうか?

森先生:まず、「リラックスカモミールの香り」にはローマンカモミールがメインで調合されています。これは、リンゴに似た甘い香りで、緊張を緩和しリラックスさせる効果があります。欲求不満な気持ちを解放させたいときにもおすすめですね。他にも、催淫作用で開放的な気持ちにさせる効果のあるゼラニウムや、楽観性をもたらすベルガモット、エストロゲンの分泌を促すシダーウッドなどがブレンドされていて、開放的でリラックスした気持ちにさせてくれる香りになっていますね。

次に、「センシュアルイランイランの香り」。こちらは、媚薬としても使用されることの多い、イランイランがメインに調合されています。イランイランは甘く華やかな香りが特徴で、エマちゃんがおっしゃるとおり“官能的な香り”と表現されることも多いです。他にも、イランイランと同じく催淫作用のあるローズ、エストロゲンの分泌を促すシダーウッド、フレッシュな香りが特徴的なライムが配合されています。リラックスしつつ、優美な気分にさせてくれる香りですね。

どちらもリラックス効果が高いものになっているので、そのときの気分や自分の好みで香りを選択するといいんじゃないかなと思います。

エマちゃん:私もアロマが大好きで香りにはうるさいんですけど、irohaさんのアロマミストはどちらもすごくいい香りで。成分にも調合にもこだわって作られているのを感じました。

森先生:調香師の私から見ても、どちらもいいブレンドだなと思いますね。アロマオイルは植物から抽出します。その中でも特に花から抽出するものは、人間の生殖器に働きかけるんです。それって、お花自体が生殖器だからだと思うんですよね。甘い香りで虫を惹きつけて、蜜を吸っている間に花粉を着けて種をまいてもらうーー虫が花に引き寄せられるように、私たち人間だって花の香りに影響を受けてもおかしくないですよね。

いつものご自愛タイムに“香り”をプラスすることで、より深く上質な癒やしの時間になると思いますよ。

■セルフプレジャー専用ミスト「irohaアロマミスト」で心地よい空間を

今回、エマちゃんがふたりの専門家にうかがったセルフプレジャーの秘訣……興味がある方は、ぜひ「irohaアロマミスト」を使って、極上の時間を作ってみてください。

おうち時間が増えて、ストレスを抱える瞬間が多くなっている方もいるかと思います。気持ち良くなることはもちろん、リラックス効果も期待できるセルフプレジャーを気軽に試してみてくださいね。

「リラックスカモミールの香り」はこちでチェック!
「センシュアルイランイランの香り」はこちらでチェック!

DRESS編集部

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