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PR:株式会社パートナーエージェント

結婚に年齢は関係ない? 年齢にとらわれない結婚をしたカップルエピソード

結婚を意識すると「○歳までに結婚しなければ……」と年齢で焦る人もいると思います。ただ、年齢を意識することで失敗することもあるでしょう。年齢にとらわれない結婚をしたカップルのエピソードや”年齢の呪い”をはがす方法をご紹介します。

結婚に年齢は関係ない? 年齢にとらわれない結婚をしたカップルエピソード

■結婚と年齢の関係

みなさんは現在の平均初婚年齢をご存知でしょうか? 厚生労働省が行った調査(※)によると、平成30年の平均初婚年齢は男性は31.1歳、女性は29.4歳。つまり、30歳前後で結婚しているということですね。

一昔前に比べれば晩婚化と言われていますが、20代で結婚する人はまだまだ多いよう。実際、20代後半になり結婚を意識する人も多いでしょう。

とはいえ、本当のところみなさんは結婚の年齢を強く意識しているものなのでしょうか。その実態を探るため、「結婚の年齢」に関するアンケートを行いました。その結果をご紹介します。



「◯歳までに結婚したい」という希望はあります(ありました)か?(有効回答数:144)

「以前はあったが、今はない」:60人(41.7%)
「ある」:54人(37.5%)
「ない」:17人(11.8%)
「特に考えたことがない」:13人(9%)

4割を超える人が「以前はあったが、今はない」と回答しました。「ある」と答えた人も4割近く存在しますので、少なからず「○歳までに結婚したい」と考えたことがある人は8割ほどとなります。

「ない」と「特に考えたことがない」と答えた人は合わせても20.8%。結婚の年齢にとらわれない人は約2割というのは多いのか少ないのか。どう受け止めるかは人それぞれだと思いますが、結婚の年齢を意識しない人がいるという結果にホッとした人もいるのではないでしょうか。

アンケートでは、「ある」「以前はあった」と回答した人に、その理由を聞いてみました。



「◯歳までに結婚したい」という希望がある(あった)方は、その理由を教えてください。

「出産のことを考えて」:72人(61.5%)
「友人に遅れをとりたくない」:25人(21.4%)
「家族・親戚の希望」:24人(20.5%)
「婚活は若いうちがいいと聞いたから」:19人(16.2%)
「恋人との付き合いが長い(長かった)ため」:12人(10.3%)
「恋人の希望」:4人(3.4%)


6割以上の人が「出産のことを考えて」と答えました。女性は出産のタイムリミットが存在し、ある程度の年齢を過ぎると高齢出産、さらに年齢が進んでしまうと出産を望むことができなくなります。子どもを望む人にとっては、年齢は無視できない部分なのですね。


結婚の年齢については、本人だけでなく周囲(家族、友人、上司など)からも何か言われることがあるでしょう。具体的に、嫌な思いをした人もいると思います。

周り(家族、友人、上司など)から結婚の年齢について何か言われて、嫌な思いをしたエピソードを一部ご紹介します。

■結婚の年齢について周りから言われて嫌だったこと

「36歳のとき、早く結婚したいと言ったらまだ諦めてなかったんだ⁉ と言われた」(30代女性)


どの年齢になっても、結婚を諦める必要なんてないはずです。勝手に年齢の期限を決められ「○歳ならもう諦めているはず」と思われてしまうのは怒りを通り越して悲しさすら感じます

「『40過ぎて独身って負け組』って言われた」(50代女性)


結婚していない=負け組ではありません。さらに年齢での区切りを設けられると困ってしまいます。結婚する・しないでは負け組かどうかなんて決まりません。そもそも、勝ち負けの問題ではないですよね。

「結婚願望はずっとあるが、30代になると今まで何も言われなかったのが結婚を急かされるようになり、結婚していない私が悪いのかなと自己嫌悪に陥る」(30代女性)


ある一定の年齢を過ぎると、急に結婚の話題がでたり独身であることを責められたりすることがあります。そんなとき、自分が悪いと思ってしまうのはなんとも悲しいことです。結婚していなくても、悪いことなんてありません。

「『その年で結婚してないような人間は異常やぞ!』と言われた」(40代女性)


異常とは、ひどい言葉です。「結婚しているのが当たり前」という考えがあるからこそこの言葉が出たのだと思いますが、結婚が当たり前なわけではないのです。価値観を押し付けるような発言は相手を傷つけてしまうことを知ってほしいです。

「35歳くらいのとき『あなたの年齢のときママはもうあなたがいた』と言われた」(40代女性)


母親からの言葉は、ときに呪いのように襲いかかってくるときがあります。「今の私の年齢で母は結婚も出産もしていた」という事実は、とても重くのしかかるときがあるでしょう。母は母、私は私と、別の生き方をする人間だと思いたいです。

「女の価値は20代みたいに言われて焦っていた」(40代女性)


どの年齢になっても人には価値があるはずです。それを「女だから」という理由で価値を20代と決めつけられてしまうのは辛いですね。30代でも40代でも、輝いている女性はたくさん存在します。もちろん、男性もです。


結婚に対し年齢を意識することは悪いことではありませんが、年齢にとらわれてしまったばかりに、婚活で「失敗した」と思う経験をしたこともあるでしょう。

年齢にとらわれて婚活に失敗したエピソードの一部をご紹介します。

「まだ結婚を考えていないパートナーにイライラして八つ当たりしてしまった」(20代女性)


こちらは結婚を考えているのに、相手は考えてくれていない……そんな状況になると、気持ちが不安定になることもあります。その不安をつい相手にぶつけてしまうのもわかりますが、八つ当たりはいけませんね。

「29歳の時、明らかに性格の合わない相手と結婚してしまい、1年半で離婚しました」(30代女性)


20代最後の年は何かと焦りやすいもの。「誰でもいいから結婚して!」という気持ちで結婚してしまうと、結局離婚という結果になってしまうかもしれません。合わないと思ったときは、結婚しない勇気も必要です。

「結婚に焦り出会って1カ月で結婚を決めてしまい式場まで予約しましたが、その後、彼のモラハラとケチが分かり解消するのに弁護士沙汰になった」(40代女性)


出会って1カ月で結婚の決意とは、かなりのスピード婚になります。籍を入れる前に相手の欠点がわかったようですが、婚約解消も大変だったよう。相手を見極めるまでは結婚を決めないほうがいいですね。

「焦って年収だけで相手を見つけて縁談を進めたが、結局生理的に無理な相手で破談となった」(40代女性)


焦っているときは相手の本質を見ず条件のみに目を向けがちですが、それではうまくいかないものです。性格、価値観、生理的な部分など、条件以外の大切な部分も見ていきましょう。

「どうしても結婚という形にとらわれてしまい、結婚をしたくない優秀な彼氏と別れてしまった。パートナーとしてずっとお付き合いしていても良かったのかも。まだ独身なのでそう思ってしまう」(40代女性)


せっかく素敵な相手を見つけたのに、結婚という形をとれないからと別れてしまったパターン。結婚にこだわりすぎると、運命の相手だったとしても手放してしまうかもしれません。結婚がしたいのか、それとも相手と一緒にいられればいいのか、自分の気持ちを確かめておきたいところです。

■年齢にとらわれない結婚をした人たちの声

アンケートの結果から、やはり結婚を考えるにあたって、年齢は無視できない要素と感じている方が多いことがわかります。とはいえ、希望の年齢で結婚することが幸せな結婚の絶対条件、というわけではもちろんありません。

「適齢期に結婚しなければ」という思い込みや、「婚活は20代から始めたほうがいい」という世間の声に惑わされず、自分にとって良いタイミングで結婚を決めた3組(4名)の声を紹介します。

makicooさん(42歳、会社員)の場合

Q. 何歳のときに今のパートナーに出会いましたか。

36歳のときです。気のおけない友人からスタートし、しばらくしてからふたりで飲みやランチに行くようになりました。その後お付き合いを始め、妊娠をきっかけに結婚しました。

Q. 「結婚してよかった」と思うことは何ですか。

彼は価値観が似ているのと「お互い好きにやろう」というスタンスのため、独身時代の自由はそのままで、そこに共に悩み考えてくれる人がいるという安心感が追加されたように感じています。

Q. 年齢と結婚の関係について、どのようにお考えですか。

いつか子どもを産み育てたい、という思いが強いのであれば、30代を待たずに結婚するくらいの気持ちでいる方が、個人的にはよいと思います。

でも、まず大事なのはお互いが精神的に自立していることです。その上でお互いの目指す幸せの方向性が一致していることがいい結婚だと思います。

婚活中の女性のアンケートなどをみると収入といった条件面が結婚の条件になりがちですが、大手企業に就職してもリストラがある時代です。相手がたとえ無収入になっても、一緒にいる価値がある相手とするのが、いい結婚だと私は考えています。

▼価値観が似ているパートナーと出会いたい方、まずはお気軽にご相談ください。

 

K.Kさん(46歳、会社員、フリー通訳者、イラストレーター)の場合

Q. 何歳のときに今のパートナーに出会いましたか。

42歳です。当時43歳だった夫は起業直後でまったく結婚する気がなかったのですが、出会うタイミングと運がよく、結婚に至りました。

Q. 「結婚してよかった」と思うことは何ですか。

精神的安定感、愛情の充足、思いやりの気持ちで日常があふれて幸せしかありません。毎日『大好きだ。君がいないと生きていけない』と言われる生活は、気持ちを優しくしてくれます。すると夫への感謝の気持ちが芽生えて自然と尽くしますが、私には尽くしているという自覚すらない!

このポジティブ連鎖が生まれて夫も仕事に集中でき、今では規模を拡大しながら大きな仕事をさせてもらっている模様。好循環が生まれているのを感じており、この結婚は間違いないなと実感できています。

Q. 結婚と年齢の関係について、どのようにお考えですか。

「自分の絶対的味方である家族(夫)が心身ともに寄り添ってくれていると実感できていること」が、私にとってのいい結婚です。

根拠があるようでない数字(年齢)は、設定することでスピードメーターにはなると思っています。ただ、理想の年齢で理想とする男性と結婚できたとしてもそれはスタート。どういう人生を送りたいかを叶えられるパートナーシップを構築できるかどうかが「いい結婚」であると考えています。

▼「すぐに結婚する気はないけれど……」 そんな方も、まずは話を聞いてみませんか。

 

妻・はせおやさいさん(42歳、自営業)、夫・K.Aさん(29歳、自営業)の場合

Q. 結婚を決めたきっかけは何ですか。

はせおやさいさん「出会ったのは、私が39歳、夫が26歳のときです。『この人といるときの自分が好き』『この人と一緒にいるとなんだかラッキーが続く』など、一緒にいることにポジティブなイメージがわいたので、結婚したいなと思いました」

K.Aさん「冗談まじりに『結婚しようよ』と言われたとき、一緒にいて楽しいし、それが続くならいいと思いました。結婚そのもので何かが劇的に変わるものでもないし、それで相手が安心するならそれに越したことはないです」

Q. 「結婚してよかった」と思うことは何ですか。

はせおやさいさん「自分の公なパートナーとして支え合えることです」

K.Aさん「自分のいちばん弱い部分、汚い部分を一方的に押し付けるだけでなく互いに見せ合えることです」

Q. 「いい結婚」は、どのようなものだとお考えですか。

はせおやさいさん「お互いの良さも悪さも把握したうえで、一緒に『どうなりたいか』を作っていく。相手の弱い部分や悪い面を切り捨てず、よりよい方向に導きあうものがいい結婚だと思っています」

K.Aさん「結婚にいいも悪いもなく、いいときも悪いときも両方あるもの。お互いのライフステージや仕事の状況によって良い状態が変わってくるので、自分たちにとって良い状態とは何かを都度確かめ合えるのがいい結婚だと思います」

Q. 「○歳までに結婚すべき」という考え方についてどう思われますか。

はせおやさいさん「数字や期限にとらわれて焦ったり、自己嫌悪に陥るくらいなら『べき』は捨ててしまうほうがいいと思います。ただ、自分のライフプランを考えたとき『○歳までに〜したい』と思うのなら、尊重したいです」

K.Aさん「肉体的には必要な考え方だと思います。子供がほしいのであればそこから導かれる『べき』はあるかもしれない。ただ、社会から押し付けられるものではないと思っています」


▼「一緒にいて楽しい人と結婚したい」 まずはお気軽にご相談ください。

 

■結婚における年齢の呪いをはがす方法

「○歳までに結婚しなければ……」という呪いにかけられている人は、年齢を意識するあまり結婚に焦ってしまい、大きな失敗をすることも。

年齢の呪いにとらわれていては幸せな結婚を逃してしまうかもしれません。呪いをはがして、心を自由にしてみませんか? 結婚における年齢の呪いをはがす方法を3つご紹介します。

1.「なぜ結婚したいのか」を自分の中で整理する

あなたはなぜ結婚したいのでしょうか?

子どもが欲しいから? 将来ひとりは嫌だから? 誰かと人生を共有したいから? 人それぞれ、結婚したい理由は必ずあると思います。

自分はなぜ結婚したいと思うのか、自分自身に向き合って考えてみましょう。結婚したい理由が明確にわかれば、年齢で焦る必要はないかもしれません。

たとえば結婚したい理由が「将来ひとりは嫌」だったとしたら、○歳までに結婚しなければいけないという呪いは必要ないはずです。焦らなくても、将来に向けてゆっくりと相手探しをすればいい。

若くなければ結婚相手が見つからないというのはないのです。何歳であっても、人生を共にできる相手とは出会えます。同じ価値観を持つ相手と出会えれば、一緒に過ごすことができるはずです。

2.子どもを持つ=自分の幸せ とは限らない

結婚して子どもを持つのもひとつの幸せの形だと思います。ただ、それが全員に当てはまるかといえばそうではないですよね。あなたにはあなたの幸せがあります。子どもを持つことが自分の幸せとは限らないのです。

子どもを持たないという生き方もあります。特に女性は子どもを産むことを考えなければ、結婚は何歳からでもいいと思えるのではないでしょうか。出産のタイムリミットがあるからこそ、結婚の年齢に焦るのだと思います。

子どもを持たず、結婚相手とふたりで向き合って生きるのもいいものです。いつまでも恋人同士のように過ごせるかもしれません。

あるいは、養子を迎えるという選択肢もあるでしょう。自分で産まなくても、子どもを持つことはできるのです。

3.「若い=魅力的」という価値観から脱する

若さは魅力的に映るかもしれません。若いというだけで価値があり、その価値がある間に結婚をしなければと思う気持ちも理解できます。ただ、若さを失うと魅力がなくなるかといえば、そうではありません。

年齢を重ねれば重ねた分の魅力が増します。若いうちでは手に入らなかった経験、知識、教養、精神的な成長など、それらは大きな魅力となるはずです。若くないからといってあなたの魅力がすべてなくなるなんてことはありません。

そもそも、人生80年(最近は100年?)と言われる中で、20代や30代の若いうちだけが華なんて悲しいことです。まだ半分以上の人生が残っています。その人生を生きる間だって、魅力的な人物でい続けることはできます。

若いうちは若いうちの、年齢を重ねれば年齢を重ねただけの魅力と良さがあるものです。若さだけの価値にとらわれず、年齢を重ねたからこその魅力に目を向けてみてください。

■年齢は気にせず、あなたらしい結婚を!

幸せな結婚は、若いうちでしかできないわけではないのです。自分の年齢を意識することは大切ですが、だからといって年齢にとらわれる必要はありません。何歳でも素敵な結婚をすることはできます。

大切なのは結婚相手と向き合い、どんな結婚をしたいかということです。年齢は気にせずに、あなたの理想の結婚相手を今から探してみましょう。きっと素敵な人が見つかると思いますよ。


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(※)「 平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」より

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...