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・「私が実際に言われたのは、『子どもがいなければ嫁とはすぐ離婚するのに』でした。既婚者とわかっていても好きになった人で、子どもがいることも知っていました。プラトニックでもいいやと思っていたけど、いい雰囲気が続いていたときにこれを言われ、子どもを持ち出された瞬間にサーッと気持ちが冷めて……。離婚できないのを子どものせいにするのって、みんなそうなの?」(32歳/サービス)
・「男友達と不倫している友人は、『子どもがいるから離婚は無理だけど』って最初に言われたそうで、不倫以上の関係にはなれないことをわかっていて続けています。子どもで牽制しておいて関係を迫るのって卑怯としか言えない」(30歳/公務員)
実際に子どもがいるために離婚を踏みとどまる夫婦も世の中にはいますが、それをあえて口にするのは、暗に「お前とは不倫の関係しか求めていない」と言われているのと同じです。「子どもがいるなら仕方ない」と女性に思って欲しい、完全に男性側にだけ都合の良い言葉。
自分に好意を持っていると確信している女性に使うことが多く、あくまでも不倫関係を選んだのは女性であって、自分はちゃんと離婚できないことは言った、という下心があります。こんな言葉を吐ける男性って、ちょっと人間性を疑いますよね。
上記の例は未遂で終わったものも多いですが、実際には男性の言葉に惑わされて、不倫の関係に踏み込んでしまう女性もいます。でも、言われたことをよく考えてみればわかりますが、不倫したい、不倫相手を探したい男性の言葉には誠実さがまったくありません。
妻との不仲を堂々と持ち出す男性の中には、「嫁は家事もしないし料理も下手で……」「太っていて家でもゴロゴロするばかりで……」など、自分の配偶者を平気で悪く言う人もいます。仮にも自分が選んだ女性のことをそんなふうに貶める男性が、果たして信用できるでしょうか。「癒やしが欲しい」のも本来妻に求めるべきものであって、独身の女性に要求することではありません。
言葉巧みに口説かれると、「好かれているのかな」と感じてその気になるかもしれませんが、冷静に考えればまともな人間関係を築こうとする人間が吐く言葉でないことはすぐにわかります。そもそも、不倫は人の道に外れた行為。それを求める時点で誠実さには欠ける人間なのだと、改めて考えてみる必要があるでしょう。
中には、本当に離婚する前提で別居をしていたり、妻も不倫を了承していたりするという家庭もあるかもしれません。ですが、やはり不倫はリスクの高いもの。男性の言葉を鵜呑みにして関係を持ってしまうのは非常に危険です。
結婚生活が破綻しているとしても、本当に離婚するまでは自分は男性にとって「不貞の相手」。それを良しとする男性を、信頼できますか?
本当にあなたのことが好きなら、離婚して堂々とお付き合いのできる道を選ぶのが筋です。たとえ気持ちが通じ合っていても、一線を超えるのは踏みとどまるのが理性ともいえます。大切なのは、言葉より行動。言われたことより、実際に男性が何をしているかを見ましょう。
誠意のある男性なら、ふたりが幸せになる道を選びます。いつまでも「現状維持」しか考えていない男性こそ、何よりあなたをないがしろにしているのだと、口説かれたときは思い出してみてください。
※ この記事は、2018年4月10日に公開されたものです。