彼との復縁を望むなら「下準備」に時間をかける
コートを羽織る季節、人恋しくもなります。「そういえば別れた彼、どうしてるかな……」と過去を振り返ることも。『彼からの告白で復縁率80% あきらめきれない恋をもう一度手に入れる方法』著者である復縁・恋愛コンサルタントの宮城かなさんが、復縁のチャンスについて5回に分けて連載。3回目は復縁のスタートラインに立つ方法について。
■復縁には恋愛のすべてが詰まっている
こんにちは、復縁・恋愛コンサルタントの宮城かなと申します。
私はこれまで2万5000人以上の方の恋愛相談にのってきましたが、恋愛の中でも特に復縁に力を入れているのは、復縁には恋愛のすべてが詰まっていて、奥が深いからです。
一度は惹かれあったふたりなのに、一方は別れを望み、もう一方は関係の継続を望んでいる。そんなふたりの関係を修復することは、「新たな相手を振り向かせる」という通常の恋愛より難易度が高く、事情も複雑です。
でも、だからこそ、もとの幸せなふたりを目指す過程には、成長と感動があります。
もう無理だとあきらめていた相手が、再び愛のこもった眼差しを向けてくれる。
復縁が実現したときの喜びは、何ものにも代えがたいものがあります。そして、その喜びはあなただけのものではありません。彼と分かち合える分、再びお互いの心が離れることがないよう、努力し続けられるのです。
そう考えれば、復縁も悪いことではありません。
周囲の人々はもしかすると、「そろそろあきらめたほうがいいよ」「もう無理じゃない?」「きっと他にいい人がいるよ」なんて言うかもしれません。
あなた自身、「あきらめが悪い」「未練たらしい」と自分を責める気持ちもあるかもしれません。
でも、ひとりの男性を思い続けることができるなんて、とても純粋で素晴らしいことだと思いませんか? ひとりの男性を一途に愛せる自分に自信を持ってください。これまでに相談を受けてきた70%の人々を復縁成功に導いてきた私が、復縁のための手順をお伝えします。
■SNSでの「未練ゼロアピール」
「どうしても彼のことがあきらめきれない! 復縁を目指すならすぐにアプローチしてはダメ」では、別れた彼との復縁を目指すなら、2週間から3カ月ほどの「準備期間」が必要だとお話ししました。
復縁といっても、ただやみくもに追いかけたり縋ったりすればいいわけではありません。
もしそれで復縁できたとしても、結局あなた自身が何も変わっていないのであれば、前と同じ理由で破局を迎えてしまうことにもなりかねません。
この準備期間には、「別れに至った真の原因」や「彼の気持ち」を理解するため、振り返りとマインドセットを行います。
こうして、しっかりと準備期間をとったら、次にすることは、いよいよ “彼へのアプローチ”……? いいえ、それはまだ先のお話しです。
まずは、SNSで彼とつながっている場合、SNSを通じて彼に「未練ゼロアピール」をしましょう。
特に、別れ際にかなりもめたり警察沙汰になったりなど、第三者が絡んでややこしい状況になった場合には、準備期間をしっかりととり、このSNSアピールで彼の警戒を解くことが成功のカギです。
投稿する内容は、友達と盛り上がっている様子や楽しく遊んでいる様子など。
いわゆる「リア充アピール」みたいなもので、「俺がいなくても十分楽しんでいるんだな」という印象を与えられればOK。
派生形として、異性の影を見せる方法もあります。「映画に行った後にカフェでお茶しました」など、性別を特定せずに誰かと出かけたことを投稿します。
「もしかして男性と出かけたのかな?」と思ってもらえれば、「俺にはもう未練はなさそうだな」という印象を与えることができます。
念のため補足しておきますが、もちろんこれは形だけの話。
「彼から見たあなた」の印象を操作するための布石なので、心の中では彼のことを大好きでいて大丈夫ですよ。
ただし、やりすぎは禁物! 「彼氏ができたのだな」と誤解されてしまうと、彼の心がますますあなたから遠ざかってしまうことがあるからです。
リア充アピールは、彼にあなたの人生の充実や成長を伝えるのに効果的ですが、軽い女だと思われてしまっては逆効果です。
あくまで「あなたにもう未練はないよ」「いつまでも好きだなんて思わないでね」くらいのニュアンスになるよう意識してくださいね。
■いったんふたりの関係をフラットな状態に戻す
こうして、適切な準備期間をとり、未練ゼロアピールをした後、用件のある連絡への返事もあり、彼があなたを受け入れられる状態にあると判断できたなら、次の段階。やっと、初めてのアプローチです。
といっても、「もう一度やり直そう」と迫るのはまだまだ時期尚早。その前に、別れた時点でのあなたのマイナスイメージを払拭し、ふたりの関係をフラットな状態に戻すための取り組みが必要です。
彼は付き合っていたときの嫌な思い出を忘れていないかもしれません。
あなたに対してまだあまりよくない印象を持っているかもしれません。
「俺のことをまだ引きずっているかも?」と思っているかもしれません。
そこで、これまでのお付き合いに対する感謝の気持ちと、別れたことについてのお詫びの気持ちを盛り込んだメールやLINEを送りましょう。これは次のことが目的です。
・付き合っていたときのことを「いい思い出」にする
・別れ際の嫌な印象を払拭する
・未練がないことを伝える
すでにSNSを通じて「未練ゼロアピール」をしていますね。
でも彼へ直接連絡するこのタイミングでは、さらにプラスαでマイナスイメージの払拭を図りましょう!
■気持ちを押しつけるテンションはNG
メールやLINEを送る際の大事なポイントは次の4つです。
・相手への感謝の言葉
・「もう未練はない」というニュアンス
・今後は友達として関係を続けたいという前向きな意思表明
・簡潔な文面かつ押しつけがましくないテンション
別れ際、相手をとても怒らせてしまったり、こじれにこじれたりした人は、
「あのときは嫌な思いをさせてしまって本当にごめんなさい」「よかれと思って言ってくれたのに、ひどいこと言ってごめん。辛かったよね」
などの謝罪の言葉や、相手の気持ちに対する共感や理解の言葉を入れるようにします。
このとき、「あなたに言われたことが忘れられなくて、いつも考えています」とか、「今さらですがとても反省しています」など、未練を感じさせるようなニュアンスは避けてください。
「本当にごめん! 許して!」などの、こちらの気持ちを押しつけるようなテンションもNG。
あくまで彼の立場に立って、あなたとの嫌な思い出や記憶を払拭できるような内容を心がけましょう。
あなたが感謝や謝罪をすることで、彼の過去の怒りや悲しみは“ いい思い出” として肯定され、昇華するのです。同時に、彼はあなた側に未練がないことを知って安心し、警戒を緩めるはずです。
これが復縁のスタートラインに立った状態です。
なお、別れ際にそれほどもめていない場合は、謝罪をする必要はありません。
さりげない感謝の言葉と、未練がないことをさらっと伝えるだけにとどめて大丈夫です。
ここまでのステップは、次のとおり。
1.別れ際、こじれにこじれた場合は、準備期間として3カ月をとってから。
2.そうでもない場合は「用件のある連絡」をしてみて、返事がなければやはりまだ準備期間と見て2週間〜3カ月を空ける。その間、SNSを活用して「未練ゼロアピール」をする。
3.頃合いを見て、再び「用件のある連絡」をする。
4.めでたく返事がもらえたら「感謝と謝罪のメール」をして、復縁のスタートラインに立つ。
少し面倒ですし、焦る気持ちもあるかもしれませんが、彼との復縁とその後の長い付き合いを望むなら、しっかりとした下準備は欠かせません。
別れた時点のふたりではなく、過去を糧にしたふたりの新しい未来を目指しましょう。
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宮城 かな プロフィール
復縁・恋愛コンサルタント。男性心理研究所所長。
東京都生まれ。学生時代から恋愛感情、恋愛心理学について多くを独学で学び、その経験を活かして独自のメソッドを開発。2003年より2万5000人以上の復縁・恋愛問題を解決してきた。都内近郊を拠点に、日本初の復縁・恋愛コンサルタントとしての活動を展開、15年以上のカウンセラー経験を持つ。豊富な知識と洞察力から繰り出される的確なアドバイスは業界内外を問わず注目され、多くの相談者から信頼を得ている。著書に『彼からの告白で復縁率80% あきらめきれない恋をもう一度手に入れる方法』(かんき出版)。
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