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【100万円のオンナ貯金#10】お金の使い方で人生を充実させる5つのコツ

お金を貯めることはたしかに大事なことですが、必死になって貯めるあまり我慢ばかりして人生が楽しめなくなるのは本末転倒ですよね。わたしたちがお金を貯めるのは、豊に暮らすためであって、我慢だらけの生活を送るためではありません。今回は「ラク」をキーワードに、お金を貯めるポイントやお金の意味についてお話します。

【100万円のオンナ貯金#10】お金の使い方で人生を充実させる5つのコツ

「お金を貯める」と聞くと、なんとなく質素堅実な生活で、我慢を重ねて生きていくというイメージがあるかもしれません。しかし、それではお金が貯まったとしても人生が楽しくなくなってしまいます。

お金を貯めるということは、人生を豊かに暮らすという大きな目標を達成するためのひとつの手段でしかありません。

人生が楽しくなくなるようでは、お金を貯めてもあまり意味がありません(貯金そのものが楽しい、という方もいらっしゃいますが……)。

そこで今回は、「楽しく・楽に」をテーマに貯金と向き合うコツを5つご紹介していきます。

1.手帳と家計簿の使い方で支出が2割減る

まずは手帳と家計簿の使い方を見直してみましょう。

今まで手帳をただのスケジュール管理のツールとして使っていた人は非常にもったいない! 手帳はスケジュールを含め、自分の時間やお金をうまくコントロールするのに最適なツールなのです。

手帳にはマンスリーページに、スケジュールとあわせて「その日に使った金額」と「1週間の予算の進捗」を書いてみてください。小さい文字でもいいので、スケジュールとは別の色で書いてくださいね。毎日、そのふたつの数字を書き足すだけで、自分のお金の使い方や支出のペースを把握することができます。

また、1週間という短い区切りで、予算と実際に使ったお金とのギャップを毎日確認しながら生活することで、うまくカットできるポイントを見つけることができます。

好きなものを我慢するのではなく、「なんとなく」でお金を使っている部分をカットするのです。

手帳に使ったお金を書いておくことで、わざわざ家計簿をつける必要がなくなります。
「家計簿ってなかなか続かないんだよね……」と思っている人も多いのではないでしょうか。毎日見る手帳にまとめてしまうことで、ストレスも手間も減らすことができますよ。

2.先入観だけで判断せず、おトクな情報は積極的に取り入れる

私たちはどうしても、いろいろなものを先入観というフィルターを通じて見てしまいます。でも、先入観や固定概念で、そうした情報を切り捨ててしまうのは非常にもったいないこと。


ポストに入っている広告チラシやフリーペーパー、会員登録した会社から届くDMやメールマガジンなど、見かけてもスルーしてしまう人は多いのではないでしょうか。

たしかに、広告なので「お得」とか「キャッシュバック」、「プレゼント」という文言はよく見かけますし、「自分には関係ない」と思うことも多いと思います。でも、時間があったらぜひ、さらっと目を通してみてください。

自分にとって有益な情報が入っているかもしれません。

人の趣味や好みは時間が経てば変化するもの。
それまでは興味がなかったことかもしれませんが、急に興味が湧いてくるときもあります。そういうしたときに、固定概念や先入観ばかりで「情報」を見ていると、自分にとって価値のある情報を取得できなくなってしまいます。

おトクなキャンペーンやキャッシュバックのお知らせなどがあったらぜひ活用しましょう。

3.クレジットカードとの付き合い方が貯金額を左右する

クレジットカードをどう使うかによって、貯金額が大きく変わってきます。

クレジットカードは負債の清算を先延ばしにするだけ。
負債は早めに返していかないと、忘れたころに予定外の大きな出費が回ってきたり、積もり積もって取り返しのつかないことになったりする可能性もあります。

クレジットカードが3枚以上ある人は今すぐ1~2枚に減らすことをおすすめします。
カードを複数持つことで支払い総額をきちんと把握できなくなってしまいやすいですし、支払いが滞っていないか確認するのも面倒です。ブランド違いのものを2枚持っておけば十分。

くれぐれも使いすぎに気を付けて、必要最低限の出費に抑えましょう。

クレジットカードで支払った分はきちんとメモに書いて残しておくと、次の支払金額が計算しやすくなるうえに使い過ぎ防止にも役立ちます(こうしたメモにも、手帳などが活用できます)。

4.「万が一」に備えた貯金をする

お金を貯めるとき、「流動性」について考えたことがありますか?

流動性があるお金とは、急遽お金が必要となったときにすぐに取り出せるお金のことです。
たとえば普通預金に入っているお給料やタンスにしまってあるへそくりなどは、もし家族が急に入院してある程度まとまったお金が必要だということになったとき、すぐに使えますよね。

逆に10年の定期預金や貯蓄型の保険などは、解約する手間もかかりますし、解約によって期待していた効用が得られなくなってしまいますよね。

そうならないためにも、貯金をするときにはある程度、流動性のあるお金を手元に用意しておく必要があるのです。いざというときに必要だと思うお金、用意しておくべきだと思うお金は人によって異なります。

自分が納得できるお金を、きちんと手元に用意しておきましょう。

5.貯金で自分のことを見つめてみる

お金はただモノを買ったり、何かを食べたりするためだけでなく、自分のことを見つめるツールとして使うことができます。

たとえばお金を貯めようと思って節約に励んでいると、「自分ってだらしないな」とか「我慢が足りないな」と思うことがあるかもしれません。自分のルーズさやいい加減なところに気が付いて嫌気がさすこともあるでしょう。

そういうとき、自分で自分の嫌なところや直すべきところを発見できるのは「お金」があるからです。

お金は目でその存在を確認することができます。
自分のダメなところが直って我慢できるようになったり、だらしなくお金を使ってしまう癖がなくなったりすれば、お金はすぐに貯まるようになるでしょう。目に見える形で自分の努力が報われる、という考え方もできるのです。

つまり、お金(貯金)は自分の努力がすぐに報われて、継続がとても力になる、そんな存在なのです。だからこそ、自分のことを見つめるいいツールになるのです。

■貯金に対する見方を少しだけ変えてみる

お金を貯めるということをどう捉えるか。
それは人それぞれですし、さまざまなパターンがあると思います。

しかし、ただ貯めるものだと思うと非常にもったいないですよね。
お金はいろんな顔を持っていて、うまく活用し、手段として使うことで人生をより充実させることができます。

今日からお金に対する見方を少しだけ変えてみてはいかがでしょうか。

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大塚 ちえ

都内で働く金融系20代OL。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、キャリアやお金、結婚・恋愛のことなどいろんな女性の悩みに向き合う。現代日本に生きる働きすぎな女性にエールを送る記事をお送りします。

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