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そして再婚へ、離婚のあとに続く道とは【離婚のあとに続く道#8】

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実際に離婚を体験した筆者が自身の体験を綴ります。今回は連載最終回。離婚後に初めて彼氏ができた筆者がたどり着いたひとつの答えとは?

そして再婚へ、離婚のあとに続く道とは【離婚のあとに続く道#8】

「離婚のあとに続く道」の過去記事はこちらにて読むことができます。


離婚後初めて「彼氏」ができた。

しかし喜んでいる場合ではない。

私は離婚後に体験した男性とのいろいろを反省し「バツイチである」ことを伝えずに彼からの告白を受け入れてしまった……。これって……詐欺?

■反省を生かした結果……詐欺疑惑?

しかし付き合う前に「私、バツイチなんです」と伝えていたら彼は躊躇していたかもしれない。問題は詐欺にならないカミングアウトの仕方だ……(この時点でちょっと作為的な気もするが)。

そこで私はお付き合いが始まって2回目のデートで伝えることにした。まだ体の関係は持っていないのでセーフな気がする。

2回目のデートは居酒屋でごはんだった。私は「実はまだお話していないことがあって」と真剣に切り出した。

「実はバツイチなんです」と言うと彼は目を丸くした。

「えっと……子どもはいるの?」

……やっぱりこの質問が第一声であった。
子どもがいないことや、離婚までの簡単な経緯を説明して、「今の話を聞いてやっぱり無理だなって思ったらお付き合い辞めてもいいから」と伝えた。彼は少し困ったような顔をして、それでも気持ちは変わらないよと答えてくれた。

なんだかちょっと戦略的だったような気もする。だけど人の気持ちはちょっとした状況でも変わってしまう。大事なのは始まり方ではなく「維持の仕方」。

これからこの関係を維持することができれば。

お互いを思いやりながら維持する気持ちがあれば。

この始まり方や私の過去など関係なかったと言えるのではないか、そう思う。

■ご両親世代には「バツイチ」は壁。

しかしそう思わない人もいた。彼の両親である。

お付き合いが1年ほど続いて結婚の話が出たとき、彼の両親はとても喜んでくれたのだけど、相手が「バツイチ」であると聞いてこう言ったそうだ。

「なぜ離婚したのか、その理由をお前は詳細に聞いたのか」

「本当にその子は大丈夫な、まともな子なのか」

「釣り書きを出せ」

……釣り書き⁉ 今の時代に⁉ 平成ですよー!

しかし私に拒否権はない。インターネットで「釣り書き 書き方」と調べて、筆で書くか迷ったが、結局パソコンのテキストエディタで書いた。

とはいえ、そんなご両親も一度お会いして会話をすると「私が結婚生活を破壊するような人間ではない」とわかってくれたのか快く迎えてくださった。

結局両親世代にとって「バツイチ」は稀有かつ未知の存在であったのであろう。しかし「バツイチ=ダメな人」、というわけではないことは話せばわかってもらえるのだ。

■そして再婚へ

「バツイチの人」ではなく私自身を見てもらえたことで無事、再婚話は進んだ。

自分の考えをしっかりと持って決断した結果の離婚であれば、「ダメな人」とはならない。当たり前だがまだまだ離婚への偏見が多い時代にやっぱり多少は苦労をする。

だけど離婚したことは後悔していないし、結果今の再婚相手に出会えたので良かったと思う。再婚相手はきっと、初婚では選んでいなかったから。全員が回り道をする必要はないし、もちろんおすすめはできないが、私の場合は自分に合う相手は最初からは見つけられなかった。


だから私はこの道で良かった、と思う。


離婚の後に続く道は、険しくイバラの寒い道のりであった。

だけどその先には心安らぐ、自分らしくいられる未来があった。

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穂高 あんず

不倫研究家、恋愛実務家。
何故か既婚者に口説かれる事が多い。恋愛は経営学を活用しこなすことでストレスが減ると思っています。

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