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アラフォー再就職デビュー。職場の人間関係のカギは「年下男子」⁉

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子育てや家庭が一段落するアラフォー世代。再就職したいと思っても「ブランクのあるアラフォーの再就職は難しい……」という話も聞きますよね。でも、それはちょっと前まで。ここ数年の人手不足で企業の熱い視線はブランクの長いアラフォー女性にも向けられつつあります。今どきのアラフォー再就職デビューの「職場の人間関係」に迫ります。

アラフォー再就職デビュー。職場の人間関係のカギは「年下男子」⁉

■アラフォー再就職、最初のショックは「年下上司」

大人の女性が今どきのオフィスに再就職して、一番最初に驚くのが、過去に学んだ「年上がエライ、年下は後輩」がもはや通用しないこと。

すごく重要なポジションを任されているけど派遣社員、とか、契約社員なので毎日は出社しない、とか、年配だけど再雇用の新入社員、など、さまざまな雇用形態もあり、職場の上下関係がかつて学んだ常識とは食い違っていることも多いので、最初はよく観察することがおすすめです。

なかでも最大のショックは「年下上司」もしくは「年下の先輩」です。年下上司なんて昔からいるよ、と思われるなら、こう言ったほうがいいかも知れません。

「超・年下上司」。

職場にはよりますが、20代前半のひとからアラフォーが指示出しをされるのもよくあることです。これは「団塊世代退職の10年問題(2007~2016年問題)」(※1)が原因といえます。

※1「総務省統計局ホームページ」より

ここ10年ほどで、今までオフィスのボリュームゾーンを占めていた中高年世代がたくさん退職しました。中途採用より新卒採用が好まれるとされるのが日本企業。空き人員を補うために新卒正社員として積極採用されたのが今の20代~30代前半の層なのです。

彼らは上の層(氷河期採用世代の30代後半~40代)が薄いため、入社してから比較的早く主戦力として活躍してきた人も多いのです。

■同年代“アラフォー女子”には要注意⁉

新しい職場で気を付けるべき2つめは、同年代のアラフォー女性とのお付き合いの仕方です。

同世代だから、と同じ立場で考えてはダメ。独身であれ、働き続けたワーママであれ、彼女たちは頑張り続けてキャリアを中断しなかった女性。再就職アラフォーには「一緒じゃないから」と、一線を引いてくる場合もあります。

仕事を教えてくれる先輩だと割り切って、きちんと立てる気持ちが大事。表面的にはフレンドリーに、大事なところできっちり立てる。この姿勢が相手にも伝われば、すごく仕事がしやすくなります。

アラフォー同世代は男女を問わず、氷河期を生き抜いて今のポジションを確立した人達ですから、働き続けたことにプライドがある人も多いようです。悪ノリでアラフォー再就職組を「オバサン」呼ばわりする人もいます……。しかし、それには「お疲れ様です」と、心の中で軽く流しておきましょう。

むしろあなたを潰す、最大の敵は、自分自身の古い価値観。自分が若いころの職場を求めてしまうと、自滅してしまいます。

長いブランクの間に社会も変化しました。ここ10年で職場の年齢構成や常識が大きく変化しましたし、優秀なソフトウェアやクラウドの普及なども仕事のやり方を変えました。過去に自分が学び覚えた仕事の仕方にあまりにこだわると、自分でつぶれてしまいます。

■職場で誰に頼ればいいのか? 意外な味方は年下男子。

上司は超年下、同世代にも頼れない……アラフォー新人はいったい、誰に頼ればいいの?

私の経験から言えるのは、静かにあなたの仕事ぶりを見ている年下男子、とくに、20代男子が頼れる味方になる可能性大。

今どきのオフィスで主力として活躍している20代~30代前半の社員たち。パソコンやスマホなどを難なく使いこなし、柔軟な発想で仕事に取り組む、いわゆる『ミレニアル世代』です。結婚や子育てが早かった人なら、自分の子ども世代のほうが年齢が近い世代。

でも、意外にも彼ら『ミレニアル世代』とアラフォーの相性は抜群。

『ミレニアル世代』は年功序列の会社組織より、自分の職業価値を上げること、これからの変化の時代を生き抜くスキルとキャリアを身に付けること。それが大事だと感じていることが多いのです。

彼らはアラフォーを年齢への偏見なく「仕事がちゃんとできるか、真面目に取り組んでいるか」で見ていることも多いようです。成果に対しては若いだけに結構シビアですが、同僚として認めればてきぱきと仕事を教えてくれることも。

■「もうアラフォー」じゃダメ。「まだアラフォー」

アラフォー女性なんて、もうオバサンだしなぁ、と思っていませんか?

でもそれって、やっぱりひと昔前の感覚です。

先日発表された、米『ピープル』誌の2017年版「世界でも最も美しい人」に選ばれた135人の平均年齢はなんと38.9歳! アラフォーがいちばんモテるということが証明された形です。(※2)

※2 2017.10.13 Harper’s BAZAAR記事
世界で最も美しい女性たちの平均年齢は38歳。美の基準もますます多様化!」より

人生100年時代、といわれている今、アラフォーなんてまだまだこれからの世代ではないでしょうか。働いて、輝いているのが大人女性のひとつの姿なのでは。

日本の会社社会でも、年功序列が崩壊しつつあり、年齢も性別も超えて「仕事が出来るか、やる気があるか」が大事にされ始めています。そういう時代もアラフォー再就職にとってのすごいチャンス。なにより、人と働くのって、人に頼りにされるのって、きっと楽しいですよ。

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林 晶

ライター・エディター、翻訳。1973年生まれのかに座。

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