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復縁をためらう男性の本音3つ

男性だって、別れたあとも好きな女性なら復縁を望みます。ですが、そこには一筋縄ではいかない「事情」があることも。目先の態度に惑わされず、男性の本音はどこにあるかをしっかり見極めましょう。まずは失恋のダメージを消してあげること。これが復縁には欠かせません。

復縁をためらう男性の本音3つ

■ 復縁が難しいのはダメージが残っているとき

どんな恋愛でも、きれいに終わるなんてことは難しいでしょう。浮気がバレた、ほかに好きな人ができた、価値観が違うなど。どうしたって、お互いの中の受け入れ難いものを目の当たりにすることになります。

ふたりが納得した上での別れなら、恨みや憎しみを持つ可能性は低くなります。友達として新しい絆を持てることもあるでしょう。ですが、一方的に関係の終わりを告げられたとき、残された方には未練も残るし、怒りもやるせなさも鉛のように心を重たくします。

特に男性は、失恋したときに気持ちを切り替えるのが難しく、振られた側なら元カノへの恋心をなかなか捨てられません。その場では理解したようなことを言っていても、内心では痛みがドロドロと渦を巻いています。

別れ際、あっさりした彼の様子に、「何だか私がいなくても平気みたい」と勘違いする女性は多いですが、それは男性が必死に自分を取り繕っているから。「彼女と別れ話をして取り乱すカッコ悪い自分」を受け入れたくないからです。

たとえ、彼女の方に許せない点があって男性から別れを切り出したとしても、実際物理的に離れてしまえば寂しさが募り、別れを後悔する瞬間が訪れることがあります。

男性は一度付き合った彼女に対し、別れたあとも自分の所有物のような感覚を持つと言われますが、それだけ女性に対する執着は深く、別れたときのダメージも女性より長く引きずりやすいのです。

復縁が難しくなるパターンとは、このダメージを男性がまだ消化できていないとき。別れ際に見た彼女の嫌悪感を浮かべた顔がまだ脳裏をよぎる、ぶつけられた人格否定のようなきつい言葉が思い出される、とにかく元カノに対してネガティブな感情が優先するときは、何を言っても男性の心には届きません。

それなら彼の記憶が薄れるのを待てば良いのか。実際には復縁はそんな単純でないことは皆さんご存知だと思いますが、それに加えて男性には男性の「復縁をためらう理由」が存在します。

繊細な男心が抱える不安には、どんなものがあるのでしょうか。

■【復縁をためらう理由1】無駄な時間を使いたくない

「2年付き合った彼女と別れたのは、人間性が合わなかったから。『若いうちに遊びたい』とか言って週末は友達と飲み歩いたり、デートしても話題はブランド品を安くゲットすることだったり、せっかく正社員で働いているのに仕事にも手を抜いていて。先はないなと思ってこちらから別れました。

ただ、俺の金をあてにするようなことはなくて、自分の収入から全部払っていました。そんなところは信用していたんです。家事ができて料理が美味いし、家庭的な面があることも俺だけが知っている。そういうギャップも魅力的だったので、離れたあとは急に静かな時間が増えてつらかった。

でも、今もお願いされているけど、彼女との復縁は難しいです。そのときが楽しければ良いみたいな感覚の彼女とは、よりを戻してもどうせ同じことの繰り返し、無駄な時間を使ってほかの良い女性を見逃したくないので、彼女が変わらない限り復縁はないですね」(28歳/教員)

この男性には元カノへの未練はないように見えますが、実際は「彼女さえ変わってくれたらまた付き合いたい」という気持ちを抱えています。交際中は確かにしんどい思いをしたし、彼女への信用も完全ではなかった。でも、本当に復縁が無理なら「変わらない限り」という言葉は出てきません。

男性の本音は、「無駄な時間を使いたくない」ことです。ですが、それは「彼女が変わってくれたら」無駄ではなくなります。現在も復縁を申し込まれているけど、それを退けるのは、彼女の気持ちが「以前と同じように自分を愛してほしい」という一方的なものだから。どうして振られたかを受け入れず、どうしたら男性に再び愛されるようになるかを考えなければ、彼の恋心を取り戻すことは難しいでしょう。

■【復縁をためらう理由2】結婚相手として考えられない

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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