「男はみんな5歳児である」と思って生きれば、多くの問題は解決する

「男はみんな5歳児である」と思って生きれば、多くの問題は解決する

「聞いてください! 彼がこんなひどくて……」といった恋愛相談を数多く受けますが、「そんな彼は今すぐ別れた方がいい」と忠告したくなる、根っからの悪い男性はほぼいません。イライラしたり、ムカついたりする気持ちも十分に理解できますが、大体の問題は、「男はみんな5歳児である!」と思えば解決できるのです。


■「男はみんな5歳児である」は、女性が美しく生きるための思考法

「男はみんな5歳児である」。これはイライラすることなく、相手をありのままの姿で受け入れるのに最も簡単な思考法です。

なぜ5歳児なのかというと、5歳児というのは、小学校に上がる前の幼稚園や保育園では一番上の学年です。小学校に上がると勉強や運動で否応なしに「現実」を突きつけられ、社会に適応していく方法を覚えていきますが、5歳児にとって世界=自分。自分は世界の頂点であるという感覚で生きていて、男性の人生の中でプライドがマックスの時期が5歳なのです。

男性は好きな女性の前では特に、ありのままの自分を受け入れてほしいというのと同時に、一番かっこいい自分でいたいという願望があります。

だから、女性からしてみたら、わけのわからない行動を取ったり、意味不明な発言をしたりするのですが、これは男性の本能なのです。

そして、男性が最も心地よいことは、プライドがマックスの5歳児のような自分でいられること、そしてそういう自分でいられる環境を整えてもらうことなのです。

こういう環境を手放したくないと思うし、それは同時に、理想的な環境を整えてくれる女性を一生傍におきたい、大切にしたい、守りたいと思うことにつながります。

だから、自分の目の前にいる男性を5歳児だと思って接することで、男性自身も満たされ、女性自身もイライラせずに相手をありのままに受け入れることができ、両者がハッピーでよい関係を作っていくのに最も効果的なのです。

だからって、本気で「この5歳児の幼稚で未熟なヤツめ!」と思うのではなく、「5歳児みたいに、自分の気持ちに素直で、やりたいことに突き進む純粋さがいいね!」と思って温かく接してあげること。

私はいつも彼のことを「なんて素晴らしい素敵な人だろう。こんな素敵な人から愛されて幸せ」と心からこう思っています。「そんな風に思えない!」じゃありません。

相手のどこを見るか、どこに注目するか、の違いだけなのです。

いつもイライラして、なんでわかってくれないの! と思うより、「だって5歳児だもんね!」と考えて、心穏やかにおおらかな気持ちで彼を受け入れ、彼に力を与え、やる気にさせ、仕事で成果をあげてもらい、女性として精神的にも経済的にも満たされ、キラキラ輝き、笑顔の素敵な女性になりたいなら、これからご紹介する、男性はみんな5歳児である3つの理由と対策を読んでください。

女性にとって何よりも大事なのは、「そう思えない」ではなく、そう思える自分を育んでいくことです。

■5歳児は、監視されたくないけど関心を持たれたい

これは、束縛されたくないけど、無関心も嫌だ、という意味です。

「どんな女性が好みですか?」と男性に質問すると、外見的要素を答える男性は少なく、「何でもいいから目標をもってがんばっている女性が好き」と、ほぼ100%の男性が同じ答えを返してくれます。

それに対して私が、「じゃ、仕事をバリバリしている女性が好きなんですね」と言い換えると、「いや、仕事じゃなくてもいい。趣味でも何でもいいから、前向きな人に惹かれます」と答えます。

意中の男性の女性のタイプが、「目標を持ってがんばっている女性が好き」と聞くと、女性側は、「じゃ、もっと仕事がんばろう」と目標に向かって突き進む傾向があります。が、これが落とし穴!

男性が言っている、「何でもいいから目標を持ってがんばっている女性が好き」というのは、言い換えると、

「自分以外に興味がなくて家でずっと待っていられて、すべての行動を監視されるよりは、自分がいないときは好きなことで心を満たしてもらって、家に帰ったらいつもニコニコ上機嫌でいてくれる人がいい」という意味です。

仕事をがんばりすぎている女性が好まれないのは、自分への関心が薄まるからです。5歳児理論で考えれば、公園から早く帰ってきなさい、とは言われたくないけど、公園から帰ってきたら、何して遊んだの? と聞いてほしい、ということです。

つまり、「監視されたくはないけれど、関心は持ってほしい」ということなのです。

すべての男性は、行動を制限されたくない、指図されたくない、監視されたくない、だけど、自分のことは関心をもって注目してもらいたいのです。

話を「そうなんだね!」と聞いてほしい。成果に対して「すごいね!」と褒めてほしい。「頼りになる!」と言われて存在意義を感じたい。「みんなのためにお疲れ様!」とねぎらってほしい。そんな風に思っています。

だって、5歳児ですから。

■5歳児は、自信がないと生きていけない

男性は自信がないと生きていけない生き物です。自信がない→上手く働けない→お金が入らない→食べていけない→生きていけないわけです。

だけど、男性の競争社会に出たら、毎日のように自信をなくす出来事に遭遇することが多いのが現実です。上司から叱られ、お客様からクレームを言われ、部下はなかなか成果をあげないし、同僚は結果を出して先に出世していく、というように。

その失われた自信を取り戻すために、男性は女性にエネルギーをもらいにいくのです。これを私は、「女力発電」と呼んでいます。

男性がお金を使う場所をよく観察してみると、そこには必ず女性の存在があります。キャバクラ、クラブは言うまでもなく、お気に入りの小料理屋さん、会社の近所のスタバ、いつも買う洋服屋など。

お酒が飲みたい、ご飯を食べたい、コーヒーが飲みたい、買い物がしたいというのは建前であって、本音は、これらの場所にいる女性に、話を聞いてもらって、褒められて、認められて、笑顔をもらいたいのです。つまり、男性がお金を使う場所とは、女力発電所なのです。

仕事の成果で自信を得ることもできると思うかもしれませんが、まず自信がないと仕事でも成果が出せません。私が世の男性を観察していて思うのは、サラリーマンの頂点である社長をやるほどの人や活躍しているアスリートなどは皆、その陰に女力発電があります。

もちろん、男性でも自力発電ができる人もいます。それでもごく稀です。ある程度まで出世できても、そういう人でさえ、人生をかけるようなここ一番のときは、やっぱり女力を必要としています。そして、近くにいる奥さまや彼女からの供給女力が少ないと、外に求めにいくのです。

他の女性のところに行かれたくなかったら、自分が彼にとっての最大の女力発電所になることです。
女力発電のポイントは、ワクワクとニコニコです。

いろいろな言動で彼の自信を満たし、いつもニコニコしていてあげること。そして、彼がいつもワクワクしていられるように環境を整え、ワクワクしたら心の赴くままに動けるよう、自由にしてあげることです。そして、監視せず、帰ってきたら、関心を持って話を「うん、うん」と聞いてあげること。

だって、5歳児ですから。

■5歳児は、夢とロマンで生きている

男性は、女性から一方的に、現実的な話を突きつけられるのを嫌います。

女性は何回目のデートで付き合うものなのか? 結婚するつもりはあるのか? など事前にいろいろなことを確かめてから、真剣交際をスタートさせたい生き物です。

しかし、5歳児は、夢とロマンを栄養にして生きています。何回目とか結婚という現実的なことを突きつけられた途端、やる気をなくしてしまいます。

女性は関係がスタートする前に確かめたいという本能があります。それは、妊娠したら10カ月間、身動きが取れず、出産したら自分と子どもが生きていくために、ちゃんと養ってくれる覚悟があるのかを事前に確認して保障を取り付けたいからです。

男性は、逆に体力があれば毎日でも子孫を残せる可能性を持っています。そのときに、身の自由を奪われ、足止めをくらうような保障を求められることを、本能として避けたいと思うのです。

この本能の違いが両者のニーズの合わないところなのです。

夢とロマンで生きている5歳児は、偶然や偶発的にうまくいくことに対して喜びを感じます。つまり、排卵日という現実的な概念はなく、セックスをしたら子どもができるという、ある種のギャンブル性にワクワクを感じるようになっています。反対に、女性は現実的に排卵日付近ではないのに妊娠できるはずがないことがわかっているわけです。

また、好きな肉が夕食に用意されていたら、自分のことを考えて用意してくれたんだと思いたいのが男性です。女性は特売日だから買ったという、経済的かつ現実的な理由の場合が多くても、5歳児の夢とロマンをかき消さないために、「好きだって言ってたから用意しといたよ」と思わせてあげることが大切です。

5歳児が夢とロマンの世界で夢を見続けて生きられるように、女性が先回りしてお膳立てをしておいてあげる。これが女性の優しさです。そして、これを私は「Active Waiting」と呼んでいます。

待つという行為は本来受動的な行動ですが、そうではなく、積極的に能動的に待つということです。つまり、何が起きてもいいように準備をしておくということです。

例えばデートであれば、もちろん女性が相手の男性のことを好きなことが前提ですが、今日のデートで何が起きてもよいように準備をしておく。つまり、いつでも脱げる体、いつでも呼べる家の状態を整えておくということです。

これは女性自身が人生の主導権を握るということです。そして人生の悩みを解決するために重要な態度でもあります。なぜなら、多くの女性の悩みは受動的な態度が原因だからです。

自分はそんなつもりじゃなかったのに、相手がこういうことをしてきた、などの被害者意識は、自分で自分を守る責任を放棄しているから起こること。

たとえ、「待つ」ということに対しても、能動的に自ら考えアクションを起こしていくことで、被害者意識は消え、すべての行動を自己責任と捉えることができるようになります。

物事を自己責任と捉えることができるから、自分で問題を解決する方法が見つかるのです。いつまでも、相手が悪いと思っていても、相手を変えることはできないわけで、そのような考え方でいたら一生悩みは消えません。

5歳児を夢とロマンの世界で生かしてあげるというのは、男性に対してあたかも偶然に起こったように先回りして準備してそう思わせてあげることです。それで彼らは満足するのです。

だって、5歳児ですから。

■5歳児は大人にならない。ベストオブ5歳児を育てて

くれぐれも、「いつかは5歳児から10歳、20歳、30歳と成長してもらおう」なんて思わないことです。男性はどんなに年齢を重ねようと、一生5歳児であることは変わりません。

しかし、5歳児にもレベルがあります。家に引きこもっているニートの5歳児なのか、少し家を出るようになった5歳児なのか、世界を舞台に社会で活躍する5歳児になるのか。

目の前の5歳児が、会社でも友人の中でも、後輩からも先輩からも、男性からも女性からも、憧れられるようなベストオブ5歳児にするかは、あなたの関わり方次第です。

自分が好きな人を、自分次第で、もっと素敵にできて、みんなから頼りにされて、憧れられる男性にできるなんてすごくワクワクするし、とても嬉しいと思いませんか?

そんな難しいことじゃありません。自分の中の母性愛に気づき、発揮するだけです。今回のコラムでご紹介したような方法を、私のポッドキャスト「男はみんな5歳児である」ではお伝えしています。

出産経験があるないに関わらず、女性には母性愛が備わっています。私はこの母性愛こそが、これからの社会をよくすると思っています。

女性が力を発揮し、社会をリードする時代というのは、女性が男性のようなリーダーになって社会を引っ張っていくことではなく、女性一人ひとりが本来持っている力を発揮することで、社会全体に愛が循環し、幸せが充満していく時代ということ。

男性が力を最大限に発揮し、子どもたちが希望を持って元気に生命を育み、女性がキラキラ輝く社会。

そのためにまず、男性はみんな5歳児だと思って、広い心で関わっていきましょう。

5歳児が満たされれば、次はあなたが満たしてもらう番です。そのためにはまず、女性から男性を満たしてあげるところからスタートしてください。

これが、女性が美しくなれて、心が満たされて、輝ける方法「周りを輝かせて、自分も輝く」生き方です。

植村絵里の情報発信

ポッドキャスト:植村絵里の恋愛相談「男はみんな5歳児である」
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最新電子書籍:「革命力−仕事と愛と運に恵まれる女性が考えている18のこと」
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DRESSでのコラム連載の過去記事:

vol.1「「戦略的気配り」で人の本音をデータ化、かわいがられる人になる」
https://p-dress.jp/articles/2616

vol.2「今すぐできる。運がいい女になる7つの習慣」
https://p-dress.jp/articles/2646

vol.3「年下男性との恋を育むコツは「3つの感情」を刺激し続けること」
https://p-dress.jp/articles/2772

vol.4「自分を成長させる恋愛をする人が、よい結婚・よい人生をつかみとる」
https://p-dress.jp/articles/3052

vol.5「女性が仕事をする意義は、次世代に生きる知恵を伝えることにある」
https://p-dress.jp/articles/3289

vol.6「美しい人に聞く、植村絵里さんの6のきれい習慣 #6 起業家」
https://p-dress.jp/articles/3290

vol.7「女37歳。自分主催・ご招待の誕生日パーティを開催して気づいたこと」
https://p-dress.jp/articles/3801

vol.8「「いい男は結婚している」のはあたりまえ。だから私たちがすべきこと」
https://p-dress.jp/articles/4079

この記事のライター

1980年東京生まれ、聖心女子大学卒。クイックエステBeautiQ(ビュティック)創業者。 自己実現と出産育児を自由に選択でき、内面も外見も美しい女性があふれる社会作りをモットーに、28歳で起業し、日本初の女子大生ベビーシ...

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