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  3. 人付き合いが上手い人の特徴。最適な距離感をつくる6つのポイント

人付き合いが上手い人の特徴。最適な距離感をつくる6つのポイント 2/2


5. 人付き合いが上手い人は間違った前提で自分が苦しまない

人付き合いが上手い人は苦しまない

心配するより、思いやろう。

コメントやメッセージが返ってこないことをどう思うのも自由です。けれど、そのことで自分の気持ちや心がネガティブになってしまうのだとしたら問題です。

コメントやメッセージは送信した瞬間に、自分の手から離れます。その後、そのコメントやメッセージにどう対応するかは完全に相手の自由で、すべては相手の裁量次第。相手にすべての決定権が移ります。

それを、心配だとしてもこちらが気を揉んだり不安になったりすることは、まさしく覆水盆に返らず、です。

また、相手の対応を心配するということは、相手をきちんと信頼できていないとも言えます。だって、本当に相手を信頼していれば、コメントやメッセージが返ってこなくても、相手の気持ちを疑うのではなく、相手の気持ちを思いやれるものです。

「いまいろいろ考えることがあるのかな」「いろいろ忙しいのかな」「まあ、返ってこなくても、結果的に元気になってもらえたらいいな」というように、心配するよりも思いやれるほうが、気持ちもいいと思いませんか?

6. 前提を見直せば、ちょうどいい距離感がわかる

このように、コミュニケーションでちょっとしたつまづきが起こったら、それは自分の前提を確かめるチャンスでもあります。

そして、相手を信頼して思いやることができるようになれば、「自分が考えるのはここまで」「あとは相手が相手の都合で返してくること」「返ってきたら、それに合わせてそのときにまた考えればいい」というように、どこまで考えればいいのか、どこまで心配すればいいのか、相手と自分の間に明確な境界線を引くことができます。

そうすると、不要な心配で心を悩ませることもなくなるし、他の人との境界線もなんとなく掴めてくるようになると、次第に面倒な過干渉に巻き込まれることも減ってきます。

いままで確かめたことのなかったコミュニケーションの前提、気づいたときには見直して、あなたが楽になれる人付き合いの境界線を掴んでみてくださいね。

※ この記事は、2017年5月8日に公開されたものです。

安 憲二郎

20年で22回の転職、40の職種を経験。現在は【ことばライフデザイナー】として「人生誰でも右肩上がり」になるアドバイスをAmebloをメインに提供している。また、クリエイティブな才能を活かし、ボーカリスト、映像作家、コミュニ...

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