ワンルームマンションでも風水の恩恵を受けられる！
ワンルームマンションの限られた空間で、風水の恩恵を受けるにはどうすればよいのでしょうか。今回はワンルームマンションでと風水の関係について、風水コンサルタント・田中道明さんに教えて頂きました。
■ワンルームでも風水は効果があるのか？
家の大小にかかわりなく、方位による磁力の特性や「気」の流れは同じように発生するので、「風水はお城でもワンルームでも作用する」というのは本当です。ここで、風水の恩恵を受けるのに重要なポイントは「空間の使い方」です。
ワンルームでも、バランスよく家具が配置されていれば風水の恩恵を受けることができ、狭い部屋に物を詰め込んだような空間では幸運を受け取るのは難しいと考えてください。
■眠りを重視する
平均的な都心のワンルームは約20平方メートルという広さ、ちょうどビジネスホテルのシングルルームと同じくらいです。
ホテルでは一般的にベッドと小さなデスクがあるだけで、寝ることに比重を置いています。宿泊客の快適な眠りをホテルは重視しているのです。
もう１つのモデルは家具店のショールームのワンルーム、こちらは生活のすべての機能を１部屋で行う多目的室で、中心はテレビとソファです。
ワンルームで風水の恩恵を得たい場合、ホテルのように快適な眠りの空間として部屋を整えることをおすすめします。多くのビジネスパーソンは“外で仕事をして家では寝るだけ”といいますよね。それならなおさら「眠り」を重視するべきです。
質の良い睡眠をとり続けた人とそうでない人では、仕事の成果が違ってきて当然です。長い目で見たら歴然とした差になるはずです。
■風水の恩恵を得るための４つのポイント
それでは、ワンルームマンションで風水の恩恵を得るための４つのポイントを、「睡眠」に焦点をあててご説明していきます。
1.衝立を使って良質な睡眠時間を確保する
まず初めに、パソコンやテレビなど起きている時に使う目的のものと、ベッドの間をつい立で仕切ることをおすすめしています。そうすると寝るために必要な「気」が邪魔されず、睡眠中に風水の恩恵を受けることができます。下の図を参考にしてください。
2.部屋を綺麗に保つ
「眠っている間は目を閉じているので、散らかっていてもかまわないだろう」という人がいます。たしかにふつうはベッドに入るとすぐに眠ってしまいますから、そこで時間を過ごしている実感がないのかもしれません。
しかし実際には一日の約１/３の時間をベッドの上で過ごしています。その間に、体の細胞も睡眠中に生まれ変わります。
睡眠中は非常に無防備で、意識と無意識を行き来し、夢の世界で過ごしています。ですので、部屋が散らかっていていいわけがありません。寝るための空間は特別に神聖な場所として整え、悪いエネルギーの一切を排除するべきです。古雑誌や使い終えた化粧品の瓶など不要物をすべて処分しましょう。
また、仕事の書類やパソコンがベッドの近くにあると、無意識状態でストレスをもたらすので避けた方が無難です。
3.頭を壁につけてベッドを配置する
頭を壁に向けて寝ることを、風水では最優先に考えます。物理的に頭を壁に守られた状態で寝ると人は安定を感じます。逆に頭が壁に守られていない状態だと、寝ている間に頭上で「気」が動き安眠レベルが下がります。
また、頭を窓またはドアに直接向けてはいけません。理由は睡眠中の人間は非常に無防備で、気の出入り口に頭が向いているのは、危険にさらされている状態だと認識するからです。
なお、人が死ぬと死人の魂が出て行きやすいように、足をドアや窓に向けるという慣わしが昔からあります。生きている私たちの魂は出て行かせる必要がないので、このような寝方も避けましょう。
4.寝姿を鏡で映すのは危険なのでやめる
鏡をベッドサイドに置いてはいけません。風水では、昔から寝姿が鏡に映ると「寝室にもう一人いる」と考えられ、人間関係トラブルの原因となりえるので、タブーとされています。
また、鏡に寝姿が移ると眠っている間に魂が鏡の中に入ってしまい、目覚めた時には元の体に戻れなくなってしまうともいわれています。
部屋に鏡があっても、少なくとも寝姿が鏡に映らないよう位置を調整すべきです。動かせない場合は、寝るときだけでも布などでカバーしましょう。
テレビやパソコンのディスプレイも、表面が反射して鏡と同じ効果があるので同じように対処してください。
■ワンルームで風水の恩恵を得るために
衝立、片付け、ベッドの位置、そして鏡、あなたの家はどうでしたか？
模様替えを面倒と思うかもしれませんが、風水によるリターンは大きいです。ぜひ挑戦してみてください。
