パートナーのおつかいあるある7選
おつかいを的確に頼むことの難しさは、目的地までの道順を伝えることの難しさと似ています。だって、見えているものが違うんですから仕方がありません。それはどんなに仲が良くて理解し合っているパートナー間であっても同じこと。今回は、パートナーのおつかいあるあるです。
■金銭感覚が崩壊
夫に「豆腐買ってきて」と頼むと、見たこともないような高級品を、しかも全然足りない分量で買ってくる。
ついでに一房2000円もする巨峰とか、豪華な刺身盛り合わせとか、値段を気にせず食べたいものをしこたま買い込んで、私の必死のやりくりを台無しにしてしまう。
ふ・ざ・け・る・な!
■杓子定規な買い物
「会社帰りにウインナーを買ってきて」と頼むと、厚切りベーコンと粒マスタード、瓶詰めのザワークラウト、割高なドイツビールを一緒に買ってくる。
本当はポトフに使おうと思っていたのに、フライパンでグリルするイメージしか持てないらしい。
■まるで子ども
ちょっとした買い忘れのおつかいを頼むと、私なら目もくれない唐揚げとかトンカツとか、大好きな揚げ物をきまって一緒に買ってくる。
すっかりおかずは揃っているというのに。
■いや、子どものほうがまだいい
パンのおつかいを頼むと、食パンじゃなくて菓子パンを買ってくる。
「お蕎麦だけお願い」と言うと、大好きなカップ麺を買ってくる。
そんなの想定してないって、なんでわからないんだ。
■ケチ
ドレッシングやマヨネーズを頼んだら、安さだけを重視して、あまり美味しくないものを買ってくる。
レタスを買ってきてと言ったら、「半額だった」という理由でくたびれたキャベツを買ってくる。
お金以外の視点が完全に欠落していて、倹約家というよりケチ。
■似ているものを買ってくる
「牛乳を買ってきて」と頼むと、乳酸菌飲料を買ってきたことがある。
「ごめん、うっかりしてた」みたいな言いわけをしながら、うれしそうにグビグビやってて、まるで悪びれるところがない。
子どもでもできそうなおつかいができないのも困るけど、本当は飲みたかっただけだなら、さらに問題は深刻。
スナップエンドウを頼んだら、スナック菓子を買ってきた……。
■一筋縄ではいかない
おつかいを頼むと、「〜と〜とがあるけど」てな感じで、ほぼ100%スーパーから電話をかけてくる。
あと、「あればでいいから」と言ってるのに、何軒かハシゴしてドヤ顔で帰ってくる。
どっちでもいいから早くして。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。