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価値観の合わない彼氏と円満に別れたいとき、気をつけること

好きだと思ってお付き合いした彼氏でも、別れたいと思う瞬間があります。価値観が合わなかったり受け入れられない部分があったりすると、少しずつ気持ちが冷めていくこともあるでしょう。でも、自分を愛してくれる彼氏を傷つけたくないし、恨まれるのもイヤ。価値観の合わない彼氏と別れたいとき、どのように対処すればいいのでしょうか。

価値観の合わない彼氏と円満に別れたいとき、気をつけること

価値観が合わない恋愛のスタイルの違う彼氏……円満に別れたい

「半年ほどお付き合いしている彼氏がいます。

付き合う前は、話も合うしLINEや電話もまめにやり取りしていて、好きだなと実感することが多かったのですが、いざ交際が始まると『俺、本当はLINEで雑談とか苦手だし、必要な連絡以外したくないんだよね』と連絡の頻度が減るように。

実際に、私が友人とランチに行って『こんなの食べたよ』と写真を送っても『美味しそうだね』と素っ気ないひとことだけ返ってきて、スタンプもなし。毎日朝の一通だけLINEが来て、それ以降やり取りはなく、週末も一本の連絡がないまま月曜日の朝にまたLINEがくるなど、交際が始まってからは恋愛のスタンスに違いがあることを実感する時間が増えました。

『私はもっとやり取りがしたいし、寂しい』と言うと『俺は別に連絡しなくてもお前のことが好きだし、それは伝わらないの?』となかなか理解してもらえません。

『連絡してって言われるとプレッシャーになる』
『言われてLINEするのって抵抗がある』
『会えるときに会えているんだからそれでいい』

など、本当に一週間連絡なしで過ごすこともあり、彼のスタンスにはついていけなくなりました。

他愛ない話でもLINEなどで楽しみたい私と、そういう時間は『意味がない。面倒くさい』と切り捨てる彼と、どんどん心の距離が開いていって。これじゃ付き合っている意味もないし、愛情も続かないので別れたいのですが、彼のほうは今のつながりに不満がないらしく、どう切り出せば良いかわかりません。

できれば彼を傷つけたくないし、恨まれるのも怖いので円満に別れたいのですが、どうすれば良いですか?」(35歳/総務)

彼氏と別れたいときの対処法

「LINEやメールは連絡の手段」と割り切っている男性は多いですが、問題は相手の気持ちを一切受け入れようとしないところ。

どんなに好きでも、寂しさを放置されるようなお付き合いでは愛情を維持するのは大変です。お互いに違う人間なら「価値観が合わない」のはよくあることですが、いつまでも乗り越えられない「気持ちの差」は、交際そのものをやめたくなる原因のひとつになります。

ですが、別れたいけれど彼氏のほうにその気がなければ、切り出すタイミングなど難しいのが現実。

尾を引かずお別れを望むなら、中途半端に愛情を残すような言い方は避けるのが賢明です。

彼氏には「価値観・考え方が合わないから別れたい」と正直に伝える

彼氏と別れたいときには、正直に伝える

自分だけが今の交際に不満を持っており、相手はこのままでこれからも付き合っていきたいと考えているとき、突然「別れたい」と言っても彼氏が素直に受け止めるのはほとんど無理な話です。

たとえば今回の状況と違い、「彼氏のほうに何も非がないのだけど別れたい」と思うときでも、言われた側は突然の“宣告”に混乱します。別れを切り出すのは、つまり「あなたを受け入れられない」自分を伝えること。彼氏からすれば自分を否定された気持ちになるのも無理はないでしょう。

さらに「俺のどこが悪いんだよ」「勝手なことを言うな」などと身勝手でネガティブな感情をこちらに向けられた場合、別れ話がこじれるばかりかその後も一方的に恨みを持たれる可能性もあり、良い結末にはならないでしょう。このことをまずは肝に銘じておく必要があります。

たとえ寂しさを放置された痛みがあっても、終わりにするときは誠意を持って相手と向かい合うのが筋を通すということ。相手を傷つけたくないからと、「あなたに不満はないのだけど」「私が悪いの」など、別れたい気持ちをごまかすことはやめましょう。

別れる理由を伝えるとき、自分に非があるような言い方をすると、彼氏のほうは「だったらお前が変わればいいんじゃないか」と関係を放棄する姿勢を責めたくなります。

また、「俺はいい関係だと思っていたのに」と裏切られた気持ちを持ちやすくなり、そうなると「自分の悪さを棚に上げて交際から逃げ出した女」と彼のなかであなたの評価が下がることにもつながります。

彼氏に自分の気持ちを正しく理解してもらうには、正直に「価値観が合わないから別れたい」と伝えるのがベターです。お付き合いはあくまで対等なつながりです。きちんと向き合ってきた結果、これ以上は付き合えないと判断したことは、決して責められる姿ではありません。

「どこが合わないの?」と訊かれたら、これまで感じてきたことをそのまま伝え、自分がどう思ってきたか、また別れを決めた経緯なども話しましょう。

「あなたのこんなところがイヤ」
「こういう態度が受け入れられない」

など、相手を責めるような言い方をすると彼氏はショックを受けます。「彼女に否定された自分」で終わってしまうのは、その人の人格を大きく傷つくことであり、その痛みが恨みにつながりかねないので、あくまで「ふたりの考え方が違う」点を強調することが大切です。

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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