「俺を裏切るのか!」女をストレス発散に使う依存症オトコ【ダメ男引き寄せキャバ嬢が出会った“男の裏生態”#1】
【ダメ男引き寄せキャバ嬢が出会った“男の裏生態”】では、ダメ男引き寄せマシーンとなってしまった元キャバクラ嬢としてのキャリアを持つ辰巳まみさんが、男の裏実態を紹介していきます。最初のダメ男は、女性をストレス発散の道具として使う依存症の男性です。
特に美人でもなかったのに、好奇心からキャバクラ嬢になった私。売りがなかった私は、受け身で相手に同調するのがうまいことを活かしたことで、新人賞を受賞する売れっ子になりました。
ですが、それは諸刃の剣。ある意味、“ダメ男引き寄せマシーン”になってしまったんです(30歳を前にして、やっと治ってきましたが)。
そんなダメ男引き寄せキャバクラ嬢だった私が見てきた“ダメ男の生態”と、そんな体質から脱するために得た学びをご紹介していきます。
【ダメ男の生態 vol.1】
職業:郵便局員(契約社員)
推定年収:250万円
結婚:独身
外見:ひょろくん
性格:優しいけれど、どこか影のある感じ
まずひとり目のダメ男“ひょろくん”は、グループで来店したお客様でした。顔に「僕、真面目です」と書いてある人で、キャバクラに慣れておらず、終始緊張気味。
「私もお店に入りたてなんで緊張してます」と伝えると、安心してくれたのか話がはずんだのを覚えています。
それから、ひょろくんはひとりでお店に通ってくれるようになりました。
彼は趣味のゲームについてよく話してくれていたのですが、あるとき「まみにも教えたいな」とわざわざ私専用のゲーム機やソフトをセットで購入してきたのです!
前々から「頭が痛くなるから、長時間できないし、苦手なの」と伝え続けてきたにもかかわらず……。そのときに若干「この人、ヤバいかも……」と感じたものの、その日は結局3時間、ゲームをすることに。
「また次に来たときもしようね」と言って、ひょろくんは満面の笑みで帰っていきました。
それからは、来る度に毎回ゲーム……。
それは良いのですが、「教えてあげるから」とひょろくんはどんどん距離を縮めてくるように。横を向いたら、すぐそこにひょろくんの顔。「連打は……」「姿勢は……」などと手取り、足取り、腰取りでゲーム指導。
あくまで「ゲームを教えている」という体裁なので、スタッフさんも注意できそうでできず、それがオープンからクローズまでの6時間延々と続くのです。
「ちょっと距離が近すぎるし、短期間で通い詰めてるから気を付けて。女のカンが働いたらアイコンタクトしてね」
そうスタッフさんは毎回声をかけくださっていたのですが、オープンからクローズまでの6時間延々と続くゲーム指導についていくのがいっぱいいっぱいで、そんな余裕はありませんでした。
何度か声をかけようと試みてくださったようですが、あくまで「ゲームを教えている」という体裁だったので難しかったようです。
彼は毎回、満面の笑みで帰っていきますが、私は毎回ぐったり……。頭痛もひどくなり、通常業務にも支障をきたすようになってきたころ、意を決してひょろくんに「ゲーム以外のことをやらない?」と提案。すると、彼は大激怒!
「俺のことを裏切るのか!」と店内でわめき散らし、お店から出禁にされてしまいました。それでも懲りずに「家に大きなスクリーンを買ったから、そこでゲームをしよう!」と電話の嵐が……。最終的に私は携帯を変えることで、なんとかことなきを得たのです。
■ダメ男防衛線は、なんとしでも守り抜け!
男性に依存する女性の話は聞きますが、女性に依存してしまう男性も存在します。
後から聞いた話ですが、彼は職場の人間関係が上手くいっておらず、かなりストレスを抱えていたそう。そんなときにキャバクラに来て私に出会い、「気があう!」と精神安定剤のように感じてしまったのではないでしょうか。
最初は「真面目そうで、いい人だなぁ」と思っても、依存体質かどうかなんて数回会っただけじゃ見抜けません。言葉の端々やニュアンスに「○○ちゃんはこういう子だよね」、「俺のこういう部分もわかってくれるでしょ?」といったことを醸し出してきたら要注意! あえて「私はこっちのが好き」などとカマをかけて本性を見極めるなど、あなたなりのダメ男防衛線をしっかりと築いておくことをオススメします!
生息ジャンルは-25kgダイエット、本命彼女な恋愛、海外セレブ、起業など。ブログはダイエット・映画ネタ多めです。