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男性が「仲良くなれて嬉しいけど本命にはしない」異性の特徴

「いい人だな」と思うし楽しく過ごせるけれど、本命として彼女になってほしい気持ちは起こらない。せっかく好きな男性と仲良くなれても、そう思われていたら悲しいですよね。本命になれない女性には、男性にとって「信頼」が足りないことがほとんどです。どんな特徴があるのでしょうか。

男性が「仲良くなれて嬉しいけど本命にはしない」異性の特徴

■「一緒にいて楽しい」=「彼女になってほしい」ではない

LINEや電話で話すといつまでも盛り上がる。ふたりでお茶する時間だってある。
好きな男性とそんな時間を過ごせれば、誰だってうれしいし幸せなもの。
男性の様子を見れば「脈アリかな」と思いますが、いざ告白すると「そんなつもりじゃなかった」と振られてしまって、意味がわからない! という話を耳にします。

「好きじゃないなら、思わせぶりな態度をとってほしくない」
「付き合うつもりはないのに、どうしてふたりで過ごすの?」

とは当然の疑問ですが、男性からすれば

「こっちの態度をそちらが都合よく受け取っていただけ」

という声も聞きます。

こんなすれ違いは、女性の「好きじゃなければこんな態度は取らないだろう」という期待と、男性の「恋愛感情はないけれど仲良くしていたい」という単純さのせい。

男性にとって、「一緒にいて楽しい」と「彼女になってほしい」はつながらないことがあります。
どれだけテンションの上がる時間を過ごせたとしても、いわゆる「決定打」を感じなければ付き合ってほしいとは思わないのですね。

本命ではない女性に対して思わせぶりな態度をとり、好意を引っ張ろうとする男性もいますが、ほとんどの人は友だち止まりの女性には一線を引いた接し方をするものです。
優しい男性ほど、女性には丁寧に接するので「好かれているのかも」と勘違いしがちですが、実は「友だちだから距離を取るのは当然」と思っていることもよくあります。

それを見極められずに告白してしまうと、「そんなつもりじゃなかった」など相手も困惑してしまい、今までの関係を続けられなくなるのは悲しいですよね。

男性が「仲良くはなれるけど本命にはしない」女性とは、どんな特徴があるのでしょうか。

一緒にいて楽しい関係

■「友だち止まり」になる女性の特徴

1.遠慮がない or 遠慮しすぎる

仲良くなった相手には、軽口を叩き合ったり下品な話題で盛り上がったり、遠慮がなくなる人がいると思います。たしかに、恋愛を意識しないような距離感は心を開きやすくはなりますが、仲良くなりすぎると「このままでいいや」と結論を出されることも。

逆に、いろんな話ができてふたりでも過ごせるのに、かたくなにおごられるのを嫌がったり送ると言うのを断ったりと遠慮しすぎるのも、相手に窮屈さを感じさせます。

女性にとっては「負担させるのは申し訳ない」という気遣いでも、男性から見れば「遠ざけられているな」とネガティブな感情がわくのを止められず、結局それ以上踏み込むのはやめようと思うことも。

本命にしたい女性は、遠慮がない間柄であっても適度な距離感をとれる人、また頑なに相手の好意を拒否せず、自信を持たせてくれる人。一緒に楽しく過ごせていても、相手の心をつまずかせる場面があると、恋愛感情が育ちません。

2.男性の態度しだいで機嫌が変わる

たとえば、女性が男性の好みに合わせたお店を見つけてきて、「ランチでもどう?」と提案したとき。

そこは男性の家からは遠く、「その後で映画を観るなら往復するのに時間がかかるし、できればもう少し近場がいいな」と返したら、途端に「気が利かなくてごめん」と落ち込んだり「せっかく見つけたのに!」と怒りをぶつけたり、機嫌が変わる人はまず「面倒くさいな」と思われます。

「あ、そうだったね。じゃあこのお店は今度にして、別のところで食べようか」など前向きな言葉が返ってくれば、そこから過ごし方について話し合えますよね。

相手の態度しだいで機嫌が変わる人は、「私の提案を受け入れてよ」という要求が見えることが、本命になれない原因。
お店を断ったことでただ落ち込まれても、相手は「いや、せっかくだからやっぱり行こうか」など気を使うし、行かないことを責められても「後の都合を考えたらわかるでしょう」と嫌気が差します。

意見が違ったときでも、「じゃあ、これは?」と別の選択肢を一緒に話し合える柔軟さが、いい恋愛を育みます。お互いの気持ちを尊重できる実感が、恋心を大きくするのです。

3.“良い子”でいたがる

大人になればなるほど、世の中の常識や風潮にさらされて、それを守るのが当然と考える人もいるでしょう。
たしかに、マナーやルールは大切にするべきで、好き勝手に我を通せば非常識と思われることもあります。

ですが、あまりにも「こうあるべき」に縛られると、一緒にいる人も窮屈さを感じます。
「いい大人が安い大衆居酒屋みたいなところで飲むのは恥ずかしい」
「運転は男性がするべきで、女性は助手席でアポートするのが当然」
など、自分だけの価値観でふたりの過ごし方を決めてしまうと、「もっと気楽でいいのに」と男性が思えば交際する気にはなれないですよね。

“良い子”でいたがる姿が、ときに相手との距離を作ります。
尊敬できるし会話するのも刺激がある、とポジティブな感情を持たれても、その先で「でも合わせるのがしんどいな」と感じれば、それ以上の関係に発展するのは難しくなります。

ルールもマナーもしっかり守るけれど、世間の目にとらわれずたまには常識の範囲内で羽目を外せるような気楽さのある人が、楽しく交際するイメージを持ちやすいのですね。

4.ケンカできない

仲が良くても、意見の食い違いなどで雰囲気が悪くなるときもありますよね。
ささいな勘違いがあり、「話し合えば理解し合える」とひとりが思っても、もうひとりが嫌われることを恐れて話すのを避けてしまえば何も解決できません。

本命になれない人の大きな特徴に、「ケンカができない」という点があります。
衝突することで決して関係が終わるわけではないのに、おかしな空気になるととたんに別の話題を持ち出して相手の顔色をうかがったり、自分の意見を何も言わずに相手の言葉にただ従ったり、そんな姿は相手にとって「向き合ってもらえない」寂しさを感じるもの。

実際に「友だちとしては好きだけど、彼女にする気はなかった女性に告白された男性」に話を聞くと、「ちょっと意見がちがうと何でもこちらに合わせてくるのがプレッシャーだった」といいます。
女性のほうは「男性の気持ちを受け入れるのが愛情」と思っていても、男性にとっては「何でも自分が決めないといけない負担」だったのですね。

ケンカは確かにつらい時間ですが、お互いを理解しあう機会でもあります。
そうとらえて向き合える人でないと、「真剣に交際しよう」とはなかなか思われにくいのかもしれません。

本命になれる恋愛とは

■本命になるなら、「素直さ」が肝心

幸せなお付き合いは、ふたりが愛情を伝えあうことに抵抗がなく、つまずいたときでも心を開いて話せること。
そんな状態を作り上げるのは決して簡単ではなく、お互いに信頼を実感しないと難しいのが現実です。

「仲良くはなれるけど本命にはしない」女性は、この信頼を築くことにつまずきを感じるのが特徴です。どれだけ親しくても、特定の場面などで「面倒だな」「わかりあえないな」と相手が思えば、それ以上の進展はありません。

本命になるなら、何より素直さが肝心。裏表のない気持ちを受け取ることで、男性も同じように感情を伝えたいと思うし、いい関係を続けたいと思います

合わせるだけ、要求するだけより、相手と向き合う勇気を忘れずにいたいですね。

※ こちらは2020年4月7日に公開した記事内のリンク切れなどを修正したうえで再掲載したものです。

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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